【妄想学園ino-koi組】

律「プロデューサー、この伝票おかしいですよ?」
P「あれ?でも計算式もあってると思うんだがなぁ。」

 いつもの光景が事務所内で繰り広げられていた。

律「ほら、ここの分類科目の記載がおかしいんですよ。」
P「おお!すまんすまん。ここは消耗品にするんだったな。」
律「プロデューサー、いい加減覚えて下さいよ。まったくもう……」
P「すまんすまん。どうもこうパソコン使う仕事は苦手でな。」
律「ああ!もうそこ違いますってば!!」

 ………むにゅっ。
 律子が後ろから俺のマウスを奪って操作を始める。
 背中に律子の胸が当たたたたたた……

律「この欄はこうです。プロデューサー、聞いてます?」
P「あ、ああ……」

 や、やわらけ〜!!
 これ、俺がいつも書いてるリツノートのネタじゃないよな?

P「律子、ちょ、ちょっと俺のほっぺたつねって貰えないか?」
律「何変な事言いだすんですか?まあいいですけど………」
P「痛ってぇ!!」

 ゆ、夢じゃない。この背中の感覚は間違いない!!

律「つ、強くつねり過ぎました?すみません………」
P「い、いや、そ、そ、そ、それはか、か、構わないさ。」

 ってまだ律子は俺の背中に寄りかかったままだよっ!!
 な、なんというやわらかさ……りっぱいサイコー!!

律「ところでプロデューサー、さっきからなんかモジモジしてるように思えるん
  ですけど………」
P「そっ!そんなことない、そんなことないぞ〜。」
律「そうですか?でも……私、さっきからプロデューサー相手にずっとドキドキしっぱなしです。」

 そう言って律子は座っている俺を回転して正面に向かせ、俺の手をひっぱり
 胸に押し当てた。

P「ひゃあっ!!」

 手っ!手にりっぱいの感触が直に………おい、これ本当に夢じゃないのかよっ!!

律「ね?凄く私、ドキドキしてません?」
P「あ、あ、あ、ああ……と、と、とても………」

 ぶぱぁっ!!

律「あれ!?プロデューサー!プロデュー………」

…………………………
……………………
………………
…………
……

律「……サー、プロデューサーってば!!」
P「うーん……こ、ここは……」
律「事務所ですよ。プロデューサー、いきなり鼻血出して倒れるから心配したんですよ?」
P「あ、ああ、すまなーーーーーーー!!!」

 俺は律子を見て目が点になってしまった。

P「ちょっ!り、律子!!上、上なんか羽織えって!!」
律「と言っても……プロデューサーの鼻血がびっしりかかっちゃったんですよ。仕方ない
  じゃないですかぁ。」
P「と、とは言ってもだなあ、さ、流石にと、と、と、年頃のむ、む、む、娘さんが
  俺みたいな男の前にだなぁ…」

 完全に俺は混乱していた。上半身下着姿の律子が目の前にいる、それだけでも刺激的
 なのに何故か律子は目の前でスカートまで脱ぎ始めた。

P「まっ!待てっ!!おっ、落ち着けっ!律子落ち着けっ!!なっ?」
律「私は落ち着いてますよ。むしろ落ち着いてないのはプロデューサーじゃないですか?」
P「そ、そ、そうかもしれないが……」
律「それに私、プロデューサーにならいくら見られても大丈夫です。」

 ほ、本当に律子なのか?あの固い律子とはとても思えん。

P「しかしだなぁ……」
律「ほら私の胸、直接触ってもいいんですよ。」

 むにゅっ。律子は俺の手を取ってブラの上に押し当てた。

P「おっほぉ!……じゃなくて………み、みんなが見てるから……」
律「今は誰もいませんよ。私とプロデューサー2人だけです。」
P「だ、だが……」
律「いいんですよ。いつもプロデューサーには厳しい事ばかりなのでたまには
  御褒美です。もっといっぱい触ってもいいんですよ。」
P「ででででででもな、いくら年齢はOKと言ってもな立場上だな、」
律「プロデューサーは私の事嫌いなんですか?」

 Noooooooo!!
 下着姿の律子を目の前にして我慢できる奴は男じゃない!
 俺は男だ!男だぞーーー!!

P「り、律子〜〜〜〜!!」
律「あんっ、プロデューサーさんっ!」

 俺は律子を抱きし……ん?プロデューサー……さん?

P「ちょ、ちょっと離れてくれ律子。いや、あなたは誰だ?」
律「私ですよ、秋月律子ですよ。」
P「いや、違うぞ。律子ならもっと俺を蔑んで罵ってハリセンでしばくはずだっ!」
律「私だってたまには積極的になることもあります。ね、プロデューサー。」

 そう言いながら律子は下着のまま抱きついてくる。

P「お、お、お、俺はだ、だ、だまされ……」

 だ、駄目だ!このりっぱいの感触にま、負けそう………
 バタンッ!!

律「私のいない間に何やってるんですかっ!小鳥さんっ!!」

 スパーン!!
 律子が律子にハリセンを……えっ!?り、律子がふ、二人!?

小「あーん、律子さん帰ってくるの早いですよ〜。」
律「変な頼み事を私にすると思ったら、何をやってるんですか!何を!!」

 へ?小鳥さん??

小「もうちょっとでプロデューサーさんの貞操を奪えたのに〜。」
律「なんて事をしようとしたんですかっ!!しかもそんな私っぽく変装して!!」
P「ちょ、ちょっと二人とも待ってくれ、わかり易く俺に説明してもらえるか?」
律「小鳥さんが私に変装してプロデューサーにモーションをかけてた。以上!!」
P「つまり……先程まで強烈にアタックをかけてきてたのは……」
律「そう、小鳥さんですよ。」
P「え、ええーーーー!!」
小「イヤーン。プロデューサーさんったら私の胸の感触を楽しんでよろこんでくれたん
  ですよね?」
P「はぁ……律子じゃなかったのか………」
小「ええっ!?なんですか、その反応。ちょっとショックかも。」
律「シャーラップ!!あんたたち、二人ともそこに正座するっ!!」

 俺と小鳥さんは仲良く床に正座させられる。

律「さて、小鳥さん。よくも私の格好をしてとんでもない事をしてくれましたね!!」
小「あ、あははは…律子さん、お、怒ってます?」
律「んっふっふー。覚悟はいいですか?」
小「え、ええっ!そ、その大きなハリセンはちょ、ちょっとぉ!キャンッ!!」

 ズパーン!!
 ああ、鬼のような形相の律子の一撃で下着姿の小鳥さんは成敗された。
 これで一件落着……の訳ないな………

律「さて、プロデューサー。」
P「は、はいっ!!」
律「小鳥さんと私の区別くらいついて下さいよ!ずっとパートナーだったんですから。」
P「はい……」
律「わかって下さればそれでもういいです。」

 あれ?いつもより5倍は優しいぞ?

律「まだ伝票処理終わってないんでしょ?ちゃっちゃか片付けましょ。」
P「あ、ああ。」

 俺はPCで作業をしようと立ち上がろうとして……むにゅ。

P「………あ。」

 あろうことか足の痺れでガクリと来て宙をかいた右手は律子の胸に不時着していた。
 もみもみ、やーらかーい。

律「んっんっんっ、こんの……馬鹿プロデューサー!!」

 スパパパパーン!!

P「ゲフゥッ!!」

 俺は意識が遠のく中思った。りっぱい最高と。





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