【二人はラブラブ(仮)×哀愁のコリゴリラ】

P「律子〜、早く行くぞ〜。」
律「ちょっと、ダーリン待ってよ〜。」

 俺達は今、旅行の真っ最中だった。
 まあいわゆる新婚旅行ってやつだ。律子の希望もあって夏の北海道に
 来ている。牧場内で馬鹿みたいに俺達ははしゃぎあっていた。

律「それにしてもほんと北海道っていいところね〜。連れて来てありがと
  ダーリン♪」
P「それにしても律子も変わったよな。」
律「え?なにがです?」
P「性格さ。昔は『恋愛〜?そんなのには私、興味無いです。』そんな
  感じだったのにさ。」
律「そんな事も言ったかな?でもこの幸福感を味わっちゃうとね。堕落
  するってこういうことなのかな?」
P「ははは、俺は律子に墜落させられたんだな。」
律「こらっ!堕落と墜落は別物ですよ!」

 2人してこんなくだらない事で笑いあっている。他人から見れば
 バカップルと言われてもおかしくない状態でもあった。
 だが、今のラブラブ状態では本当に周りが見えなくなる。恋は盲目
 とはよくいったものだ。

律「でも本当に後悔してない?」
P「何度も言うけど俺は律子以外ありえないよ。」
律「本当に?」
P「本当に本当さ。」
律「じゃあ……私の事好き?」





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