DONG-TEPO NO.1

律「それにしても真と出会った時は最悪だったわよね。」
真「まったくだよ。律子、ボクの事完全に男の子と勘違いして〜。」
P「ほ〜、ちょっと興味有るな。その話聞かせてくれよ。」
律「あっそうか。プロデューサーはまだ765プロに入る前の事だもんね。」
真「ボクはやっぱり話したくないなぁ。」
P「わかったよ、2人には夕飯奢ってやるからさ。」
律「え?本当ですか?」
真「や〜りぃ!でもやっぱり話し辛いと言うか…」
律「じゃあ私が代わりに話すわね。」

−−−真、765プロの門を叩く−−−
社長「キミがアイドル志望の菊地真君かね?」
 真「はいっ!ボク、あのキラキラしたステージに憧れててその、一生懸命
   頑張りますのでよろしくお願いしますっ!」
社長「うむ、いい返事だ。まあ先に通知を送った通り今日からキミは我が
   765プロの一員だ。精進してくれたまえ。」
 真「はいっ!」
社長「まずは765プロについてだが……おい、律子君!」

  ペタペタペタ

律子「社長、なんでしょう?」
社長「ああ、彼が今日からウチに所属する事になった菊地真君だ。
   律子君、悪いが案内をお願いできるかな?」

   むっ!なんでボクは女の子なのに『彼』なんだ?

律子「わかりました。ええと、私は秋月律子。律子でいいわ。よろしくね。」
 真「今日から765プロに所属する事になりました菊地真ですっ!
   よろしくお願いしますっ!」
律子「じゃあまずはレッスン場から案内するわね。」
 真「はいっ!」

  ペタペタペタ……

小鳥「社長。」
社長「小鳥君、なんだね?」
小鳥「さっきの菊地さんなんですけど。」
社長「うむ、いい新人だろう?これからの765プロを盛りたててくれそうだな。」
小鳥「そうじゃなくて、菊地さんって女性ですよ?」
社長「なんと!ふむふむ…まあきっと律子君の事だ。大丈夫だろう。」
小鳥「だといいのですが……」

−−−レッスン場−−−
律子「ここがレッスン場よ。」
 真「うわあ、ここでダンスのレッスンをしたりするんですね!ボク、感激だなぁ。」
律子「で、ここが更衣室。でもあなたはどこで着替えるのかしら?」
 真「え?更衣室でいいんじゃないですか?」
律子「何言ってるのよ。あなた男の子でしょ?ここは女子更衣室よ。男子更衣室は
   765プロには残念ながらないわ。あなたが男性初の765プロからの
   アイドルデビューよ。」
 真「え?ボク、女ですけど?」
律子「またまた〜、初めてでそんな私なんかの気を惹かなくてもいいから。」
 真「だーかーらー、ボクは今年高校1年生になったばかりの女子高生ですってば。」
律子「ほんとに〜?」
 真「あ〜〜〜!信じてないな〜!!どうしてボクはいつも男の子に間違えられて…
   ううん、今はそんな事を悩んでる場合じゃない!律子さん!ボ、ボクの胸を
   触ってみてくださいっ!!」
律子「ええ!!わ、私があなたのむ、胸を触るの!?」
 真「だって、それしかボクが女の子だって信じてもらう方法無いじゃないですかっ!」
律子「あ〜もう、わかったわかった。信じる、信じますから。」
 真「あ〜〜〜!絶対信じてませんね!!ボ、ボク恥ずかしいけど……」

   そういってジーパンを脱ぎ始める真。

律子「ちょ、ちょっと!人が来たらどうするのよ!!」
 真「こうでもしないとボクが女の子だって信じてくれないじゃないですか!!」

   そういいつつ真はとうとうジーパンを下ろしてしまった。真のスポーティー
   なパンティに目を背ける律子。

 真「これで納得してもらえましたか!!」

   顔を真っ赤にして訴える真。

律子「う、うん。本当に女の子だったのね…ごめんなさい。」
 真「そうですよ!ボク、ボク、女の子なのに…こんな恥ずかしい思いまでして……
   うぇ〜〜〜ん!!」

   とうとう恥ずかしさのあまり泣き出してしまった真。

律子「ちょ、ちょっと!お願いだから泣き止んでよ!私が悪かったから〜!」

…………………………

律子「と言う事があったんですよ。」
 真「今思うととっても恥ずかしい事してたんだよな…ボク。」
 P「まあそのお陰で今の真がいるんだろ?」
 真「そういわれればそうですけど……」
律子「さて、ここでこの話はおしまい。じゃあ今晩何を奢って貰おうかしら。」
 真「これだけボクの恥ずかしい事を暴露されたんだからおいしいもの沢山
   食べさせてもらいますからね!」
 P「おいおい、少しは遠慮してくれよ。」
律子「えっと、まあプロデューサーの給料から考えて…(電卓でピッポッパ)
   こんなとこでどうですか?」
 P「む、むむむぅ…仕方ないか。」
 真「や〜りぃ!プロデューサー、早く行きましょうよ!!」
律子「うふふ。やっぱりここは奮発してステーキですよね。」
 P「お、おい、律子〜」





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