子持山 2000年11月11日


今回もバス山行。池袋6:45集合となると、家を出るのが5時過ぎ。この時はまだ外は真っ暗だ。新聞配達の人たちはもう活動中。・・・池袋駅に着く頃には日も出て、天気はまあまあのようだ。マイクロバスは関越道を走る。少し込んでいたが、そのうち前方に上州の山々が見えてくる。子持ち山も早々見える。リーダーが解説してくれるのでとても助かるが、なかなか自分が登った山でも見る方向・角度が変わると分からないものだ。・・・子持山には子持神社があって、コースも標識が整っているが、高尾山と違うのはアップダウンがきつく、やせ尾根が多い事だろうか。・・・7号橋から登り始めると、遠くからもはっきりそれと認められる「屏風岩」が私たちを威圧する。見上げる絶壁である。首が痛い!ファインダーからはみ出しそうだ。

少し雲もあったものの、急登を経れば町並みも美しく、またすばらしい展望を求めて「獅子岩」へ寄ることになる。鉄の梯子と次の鎖を慎重に通過すればさすがに素晴らしい。子持山を背にして立つと、右手に榛名山・浅間山方面の展望、左手には赤城山・日光方面の大展望。獅子岩の隙間から覗き見る赤城山もなかなかである・・・。

落ち葉を踏みしめて歩くが、日なたでは「暑い!」、日陰では「寒い!」とこの季節は体温調節で忙しい。幸い風も強くなく、山頂で昼食後は浅間山経由で5号橋へ戻ることとする。先ほど登った「獅子岩」の顔がどんどん変化する。ある人曰く。「ヒヒ岩」または「ゴジラ岩」・・・それが角度によっていろいろ楽しめる。紅葉はもう終わりかけで余りきれいではなかったが、晩秋の山歩きにふさわしい山行となった。しかし、平らな道はほとんどなく、やたらと急登・急降下ばかりで、最後は一体何人滑ったことか!天候によっては危険でもある。
 さて、毎度のことながら、皆がビールを求めて帰りに寄ったスーパーの普通の「うどん」がおいしかったそうである。「水沢うどん」より絶対においしい!とはリーダーの弁。皆様もお試しあれ。


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