カエルの寝言2017年4,5月号


<May 29>
スマホの勉強アプリは面白い。テストがあるわけでもないので、世界史の一問一答式の問題を解いてみるが、まあ正答率は5%ほどか(笑)。答えを見れば、そういえば習ったなあと、世界史のA先生の口調さえ思い出されるのに、内容はもうダメ。
でも、やはりというか、西洋史よりは中国史の方がぐっと正答率が上がる時代もあり、僅かしか設問がないものの、韓国史の方は今の方が詳しいかも(笑)。
ボケ防止にはこの上ないゲームだ。ただ、子供に使わせるには問題あり。無料アプリには必ず広告が入り、それが大体はアダルト系の漫画だったり広告だったり。ちょっと勧められないのが玉に瑕。

ま、ボロボロ抜け落ちていく脳細胞を少しでも活性化できるよう、空いた時間に遊んでみよう。

<May 23>
この四月からちょっと中国語を始めてみた。台湾人の長年の友人はいるのだが、カナダに住む彼女は日本語が堪能だし、ご主人とは英語で話せるし、日本に来た彼女の甥っ子はもうすっかり日本語が上手になっている。
しかし、学校で漢文を習い、また、韓国語が少しわかるようになったことで、日本語のルーツというか、言葉の変遷に興味が出てきた。

私の語学学習のポリシーは、お金をかけず、NHKの講座主体で勉強すること。そこでまたテキストを買って中国語初級を始めた。韓国語講座同様、講師によってアプローチの仕方が異なる。今の講座は発音重視?なのか、目下余り文法は出てこない。

漢文を思うと、話すのはともかくとして、読解にはむしろ文法の方が即効力がある気がして、そこはスマホでアプリを探してみる。
これまた無料で優れた教材があり、Hello Chineseというアプリを知った。さらに発音チェックもできる優れもの。本当に便利な世の中になったものだ。あの変わった簡略化した文字(簡体字)にちょっと閉口しつつも、身近な単語がどんどん出てきて、語順も英語と同じなので分かりやすい。

しかし、日本語を学ぼうという外国人に対し、このようなよくできた無料のアプリはあるのだろうか。こういうアプリを開発することが、日本を理解してもらう国際交流の第一歩では?

もっとも、ちょっと困るのが、簡体字。略す前がどんな字なのか知りたい。分かれば遥かに楽に覚えられるだろう。そこでまたスマホアプリでPlecoという無料の辞書をインストール。英語表記ながら、部首等でも入力でき、簡体字/繁体字(いわゆる旧漢字)の検索がサクサクできる。

台湾の中国語と大陸の中国語はこのように文字も違うし、少し表現も違うだろうけれど、まずは基本的な中国語から入れば応用も効くだろう。

NHKの講座は6か月単位。そのうち落ちこぼれるかもしれないが、多少でも文意が分かれば儲けもの、という軽い気持ち。本当は韓国語ももっとしっかりやる方がよいのだが、とりあえず一人旅でも路頭に迷うこともない程度になったので、広く浅く、両方やってみようと思う。
というより、理屈抜きで日本語との関連が本当に面白い。まあこれは、日本語と対極にある英語を仕事にしていることの反動かもしれないが(笑)。
毎日15分程度のお遊び、もう少し続けてみよう。

<May 18>
何だかとっても忙しい。家事も結構忙しい。このところ、立て続けにいろいろな作業が続いたせいもある。
スッキリしたのは、羽根布団の丸洗い。流石にプロに出したが、満足の仕上がり。下手に防ダニ加工などされると、そんな布団で寝たらアレルギーが出そうなので、一切使わないところを探した。

また、大遠征では新しいカメラを使用。GPS機能付きなのに、結果としては使えておらずがっかり。原因は、地図のupdateが完了していなかったから。
GPSロガーもどうもこのPCとは相性が悪く、悪戦苦闘の末、何とかコース記録程度は取り出せたが、写真とのマッチングはNG.今後はカメラで記録するしかなさそうだ。

週末は母に会える。一時体調を崩し、旅先で電話を貰って心配したが、何とか持ち直した様子。
あれこれ仕事が捗らないのも、結局、自分が年を取ったせいかも、と思う。ま、仕方ないか。

萩でおいしいものを食べ、いろいろハプニングに襲われつつも、目的は達成。さて、次なる山は・・・。

<May 8>
auひかりの勧誘電話にご用心!
0120で始まる番号からの電話。出ればauひかりでネットサービスを受けているお客様に・・・と話が始まる。お住まいの地域でもっと大容量の回線に切り替えが可能になったというお知らせです、という。
それから、この電話で切り替えをお受けできますがそうしますか、という。何だか変だなと思い、「この電話で何か契約内容が変わるということですか?」と尋ねると、「大容量に切り替えについては工事業者と別に打ち合わせ電話が…」と続く。

これは明らかにおかしい。回線の切り替えが必要ならプロバイダーから案内が来るはずだし、回線切り替え工事というなら新たにお金がかかるということ。それを、あたかもサービス内容が変わったことの「お知らせです」といって電話してくること自体が、はっきり言えば詐欺だ。 こんな営業をするなんて、どういうこと!?と怒りつつ、「お金がかかることなら最初にそういって話を始めるべきでしょ!」と言って切った。

これでは「騙され」る人がきっと多いに違いない。案の定、ネット検索すると、そういうauの代理店の営業がひどい、と事例は沢山載っていた。これはひょっとするとauに限らないかもしれないが、au自体というより、代理店の強引な営業が問題になっている様子。とはいえ、我々には「au」ですといって電話をかけてくるので、それが代理店の営業かどうかは分かりにくい。

きのうは、久しぶりに怪しいメールが来て、すぐにこれは・・・と分かったものの、これも引っかかった人が多いことが検索で判明した。
噴飯物の内容ながら、それでも親切心やら好奇心から返信する人が多いらしい。差出人は「まっつう」となっていて、内容は、いかにもジャニーズの松本潤が芸能関係者に送ったようにみせかけている。
親切に、「間違って届いてますよ」と返信したとたん、「何かの縁だからこのままメール交換しましょう」とか言って、最後は有料の何かのサイトに誘導するらしい。
まあ途中でほとんどの人は気づくだろうが、メール内容にスパムや迷惑メール特有の語句がないため、チェックをすり抜けて届くようだ。

無視しただけでは「あれえ、○○さんですよねえ?」とかいって、白々しくまた送ってくる。私はうるさいので、アドレスごと受信拒否にしたけれど、まあ面倒くさいこと!
まさに生き馬の目を抜くネット界。皆様もくれぐれもご用心、ご用心。



<May 7>
ゆっくり休めるとおもったGWもあっという間に終わり。今日やっと納戸の片付けが出来たが、あとは多少庭の手入れができたことくらいしか成果なし。まあ、山に行けたから良しとしよう。
それに、従兄がとても喜んでくれて、すっかり山に嵌ったようだ。今は道具選びが楽しいらしく、アドバイスをいろいろと。でも、私も久しぶりに、山を始めたときのワクワクした気持ちを思い出した。

連休の最後に山へ思ったが、どうやらお目当ての花はまだ開花前のようなので、今日は断念。レンタルしたDVDも返却し、またいつもの毎日に戻る。
とはいえ、少しずつ自分の時間を取り戻し、やりたいことも少し頑張って実現させようと思う。そのうち、と思ううちにどんどん年齢を重ねて行ってしまうから。体力と気力が失われないよう、少し気合を入れて頑張らないと!

<May 6>
母の日は山なので、妹と一緒に早めにまた母に会いに行った。母もあちこちガタがきているものの、笑顔はとてもよかった。従兄のお嫁さんがまた来てくれたようだった。もう相手をするのが大変だろうと思うのに、マメに来てくれ、コーヒーをポットでもって来てくれたり、靴下をプレゼントしてくれたり。
本当に有り難いことだ。やはりすべては心がけ。どんなに近くても来ない人は来ないし、行く気があれば、どこへでも行ける。
新潟の伯母もそろそろ私が分からないだろうと従兄がメールを返してくれたが、ともかくまた行ってみようと思う。伯母の手を握って、目を見て話しかけられれば、それで十分。まあ、私の自己満足だろうけれど。
伯母も98になる。ボケ具合は母といい勝負だが、母はまだ(?)84。ああ、女性は長生きだなあ!(笑)

<May 2>
今年のGWは私もしっかり休みを取ることにした。が、前半が大忙し。昨日も山へ(楽しかった〜!)。
今日は教材の買い出しで大久保へ行った。5冊買ったらずっしり重く、これはまっすぐ帰ろうかともおもったのだが、やっぱり・・・。お昼は美味しくスンドゥブチゲ!
明日はしっかり仕事日だが、その後はなし。今度は家の中の片付けかな。

<Apr. 30>
富山の従兄夫婦を案内して高尾山へ。(詳細はブログでどうぞ。)
いろいろ意外な発見があった。たまには表から登ってみるものだなあとつくづく思った。幸い、体調もようやく元に戻った感じで、従兄が福を運んできてくれたようだ。

雨具を買い替える代わりにカメラをもう1台ゲット。今使っているコンデジもかなり使い込んでいて、丸7年で6000枚弱を撮った。まだまだ使えるのだが、今年は梅雨時に花のよい山へ行く予定なので、濡れても大丈夫なタイプをゲット。 高尾山に持って行ってみたのだが、user-friendlyで使いやすい。これならメインで使えるかもしれない。

今どきのカメラは、スマホに画像を転送出来たり、スマホでカメラのシャッターを切れたり、アナログ人間には思いもよらない機能がある。撮影自体は全くマニュアルなしで直感的にすぐ使えるが、こういう機能は宝の持ち腐れにならないよう、じっくり取説を読まないと。

でもまあ、新しいものは面白い(笑)。明日もこれをもって出かけてみようっと。



<Apr.28>
雨の日に気兼ねなく撮れるカメラが欲しいな〜とずっと考えていて、とうとう買ってしまった。今持っているコンデジも2010年に買ったものなので、随分と使い込んでいるものの、まだまだ使える。
その上ミラーレスまで持っているのだから本来なら不要なはずだが、そこはまあ・・・。(^-^;

雨具もとっくに買い替え時期に来ているが、いつの間にか・・・。いろいろ見直さなければならないことも多い。屋内、屋外、庭、と続いたリフォームも一段落したし、もう一度家の中を整理して、断捨離しないと!

でも、山へ行くしか気分転換の方法はないし(笑)。
ということで、連休中に従兄弟夫婦を案内して高尾へ。同期の友人と陣馬へ。それから・・・。

<Apr.25>
世界は大きな潮流に流されそうになっている。どこかで抑えられない大きな力が働いているのだろうか。
だからといって諦めるのはまだ早い。変に慣れてしまうのではなく、気が付いたことから抗議することだ。

この頃はいろいろなことに引っかかる。言葉の使い方が変だ。そして、何だかちょっとポイントがズレている。

言った代議士を擁護する気はさらさらないし、内容は非難されて当然だ。でもちょっと変なのは、「学芸員こそガンだ」という発言は「ガン患者の気持ちを傷つけた」という非難。
文脈と例えが悪すぎたものの、『ガン』という悪性腫瘍と『がん患者』は全く別。がん患者はガンという「悪者」と戦っているのだから、ガンを持ち出したことがガン患者に対する冒とくだというのは的外れでは?

他にもいろいろ。生活保護が手厚すぎるのでは?という意見。
生活保護は絶対必要なもの。本当に必要な人たちにはまだ決して行き渡っているとは言えまい。不正支給が問題なのであって生活保護が手厚いという批判も的外れ。
不法支給を受けている人が(沢山)いることが問題なのであって、それを取り締まる態勢が不十分なのだ。それを問題視すべきであり、本当に必要な人たちにますます保護の手が届きにくくなってしまう恐ろしさを感じる。

世の中に、おかしなことがあまりに多い。声を挙げるのにも疲れてしまう。でも、黙っていてはいけない。
黙っていたら、何でも言いなりになるだけ。ダメなものはダメ、間違ったことは間違っている、と言い続けなければ!

<Apr. 20>
今朝スマホに英語のメールが届く。〇〇からだ。え?ひょっとしてキャンセルが出た?!と飛び起きた。
残念ながら、日食の日の予約は満室だけど、そのことをお返事してましたっけ?という内容だった。まあそうでしょう、キャンセル待ちも長蛇の列らしいから。

でもこれを機に、気になることを解消すべく、観測地を調べなおしたら、もう田舎町を挙げて態勢が整ってきて、いくつか紹介されていた。そこで、さえぎるものもなく、安心して観測できる場所を予約した。これで安心。

皆既日食では短い時間ながら真っ暗になる。その時、街中で照明がついたりしたらアウト。道の真ん中に車を停めるわけにもいかないし、危険もある。
前回は上海近郊の広い農場を借り切っての観測だった。今回もそんな場所を探していたが、1年前には何も情報がなかった。今はもう近づいてきたので、きっと全米で話題になっていることだろう。
これで心置きなく出かけられるかな?!

<Apr.17>
何だかずっと疲れが取れない。決して仕事に追われている訳ではないのに、何だか体が動かない。
山に行って息切れするのは想定内。実質的に1か月以上山歩きしていなかったのだから。甲子園前後にしっかり歩いたものの、平地と山道では天地の差。
精神的な疲労かもな、と思う。これも老化現象で、回復力が弱っているんだろうな・・・。

でも、久しぶりの日影沢は堪能できた。この週末もスミレ探訪に出かけたい。それに、5月にかけてのお花の下調べもしたいし・・・。
そんなことを考えていれば気分も楽になってくるのだが・・・。アレルギーもちょっとひどくなったし、全身の乾燥もひどい。意を決して、また合いそうな化粧水探しを再開。
乾いているのは肌か、心か(?!)

家の最終リフォームも途中。でもこれで懸案はほぼ解消できる。もう少し、もう少しの辛抱、かな・・・。

<Apr.12>
アメリカが勝手なことをしてくれたせいで、北朝鮮も相当ビビっていることだろう。問題は、このチキンレースのせいで、日本が攻撃される可能性が一気に高まったということだ。
アメリカ本土に飛んでいくには時間がかかっても、日本に向けてなら瞬時。狙われるのは当然米軍基地。横須賀、横田、厚木・・・首都圏だって標的だ。日米同盟なんて寝言を言っているうちに、米軍もろとも日本も攻撃対象になるってことを、真剣に感じている政治家が一体何人いるか。いわんや国民をや。

だから外交が重要だってことだ。いくら隔靴掻痒でも、アメリカが焦れていても、日本の役割を忘れてはいけない。
たとえ先制攻撃をしたとしても、ミサイルは飛んでくる。ソウルに、プサンに、そして東京にも。まさに運命共同体なのだから、日本もつまらない意地の張り合いをやめて、さっさと緊急課題に取り組んでくれないと。
それこそ優先順位を間違えたら大変なことになる。

で、また困ったことに、そうなると、別の次元で同じくらい重要なアッキード事件がうやむやになりそうだ。勿論それを狙って、やれテロだどうだと脅して共謀罪成立に向かって暴走する安倍内閣。
答弁できない法相、アッキ―同様真っ黒な稲田大臣、そして自主避難民を貶め暴言を吐く復興大臣。どれもこれも情けなさすぎ。そして、これらはみな安倍「お友達」内閣だから。
もういい加減に声を上げないと・・・。本当にこれでいいんですか。いいわけないでしょう!

<Apr.7>
先週末から風邪を引き、寝たり起きたり仕事したり。やっと咳も治まり、1日起きていられるようになった。やれやれ。甲子園、寒かったしな〜。
その間にいろいろあって、気が付くともう4月、新年度も始まっていた。まだ何かとバタバタしているものの、精力的に動き回った結果、いろいろなことが回り始めている。もうすぐ車も来るし、工事も始まる。新しい生徒も2人増えた。
忙しいからもう増やさないつもりだったが、まあ、1年後には大学合格で抜ける予定なので、それを見越して引き受けた。

世の中の動きに猛然と(?!)クレームをつける気力もなく(笑)、失ったパワーを少しずつ取り戻そうというところ。来週末は久しぶりの高尾があるというのに、この週末も雨の様子で、これでは全然歩けそうにない。

でもまあ、言うだけは言わないと。
「アメリカがシリアを攻撃したのは明らかに間違いです。」

フセイン暗殺といい、まあ勝手なことをしてくれること。毒ガス使用は決して許されないが、100%の証拠はまだないはず。少なくとも国際的には。
誰もが納得するような証拠がはっきりしても、単独で攻撃したら、それはもう国対国の宣戦布告。
トランプも反撃されまいと高を括っているのか、まだ世界の警察官を自認しているのか、はたまた軍事力を使ってみたかったのか、とにかく、幼稚な反応としか言いようがない。
まるで某国と同じレベルじゃないの。

人間一人一人のレベルだけでなく、国同士までがあんな「キレる」状態では、世界平和はおぼつかない。そんなに何事も一気に解決はしないのだ。爆撃すれば民間人も殺される。時間がかかっても国連経由でなければ。
幸い、今度の事務総長は少しは力がありそうなので、何とか力を発揮してほしいものだ。

冷静に、根気よく。でないと、結局あとから泥沼になるってことを、やっぱり全く学習していないらしい。傷つくのは結局、私たちと同じ、家族もあり愛されている、一人の人間。
じゃあイバンカが爆撃で死んだらどうするの?いや、もうすでにはっきりとテロの標的になったに違いない。
そういう事態を招いたことを自覚してもらいたい。
戦争はゲームではない。


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