矢大臣山   2010年4月17日

湯沢(仲上)登山口〜長持石〜矢大臣山〜管理道路〜小白井登山口


アカヤシオを見に、いわき市の三森山へ向かうはずが、林道の土砂崩れと季節外れの雪!のため目的地が変更に。
向かうのは同じいわき市の最高峰、矢大臣山(965m)。そのため、リーダーが人数分のガイドと地図を用意してくれたが、何しろこの寒さ、高速道路も雪道で閉鎖や速度制限で 一体目的地に無事辿りつけるのやら・・・。

高速を途中で降ろされ、一般道も大渋滞。周りは真っ白な雪景色。バスの中はすっかり「温泉にしよう〜!」という軟弱モードに。 しかし、正午を回り、まだまだ先は長い、と思われる頃、天気は急速に回復し、青空が見えてきた。

結局、登山口に着いたのは何と13時過ぎ、歩き始めたのは13:15となった。15〜20センチほどの雪を踏みしめ、矢大臣山に向かう林道(農道?)をゆく。 ため池を過ぎて少しずつ登り始めると案内板などがあり、今度は元気を取り戻した日差しに、ジリジリと焼けそうだ。
ゆるやかなジグザクを経て、右手に矢大臣山が見えてくる。

途中、「長持石」は雪をかぶってこの通り。もう一息でアンテナの林立する山頂へ。展望はバッチリ。

見晴らし台の上には山名表示板があり、周辺の高柴山、大滝根山、鬼ヶ城山などが見渡せる。が、夕方になって、風が冷たくなってきた。

ラクラク登山の山だが、雪があって趣を増したことは間違いない。私も雪を踏みしめて登るのは珍しい。4月に思いがけない景色を堪能した。
で、アカヤシオは夏井渓谷沿いが素晴らしいということで、夕闇迫るなか、バスで向かうと、おお、斜面がピンクに染まっている!!

さらにしだれ桜も満開ということで、いわきの小川諏訪神社にも立ち寄る。もう暗くなり始めたが、屋台も出て、夜桜の客も多いようだ。
樹齢500年ほど?とか。いわき市の天然記念物に指定されているという。

帰路の心配をしながらも、確かに立派なしだれ桜を見てよかった。
高速も帰りはスイスイ、遅くならずに都内に到着。めでたし、めでたし。


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