高尾山   2010年10月2日

高尾山口〜6号路〜稲荷山尾根〜富士見園地〜稲荷山尾根〜高尾山口


仕事に追われて「煮詰まった」ものの、目がさめるまで寝ていたら9時過ぎ。でもお天気もまずまずで、フィットネスに行くか迷いつつ、思い切って高尾山へ「お散歩」に 行くことにする。もともと予定外ながら、ひょっとして、と皆さんにメールしてみるが、流石に予定がありそう。
と言う訳で、何と初めての『単独行』(!)となる。しかも、家を出たのが11時過ぎ。

こんな時間にザックを背負って駅まで歩くのが何だかとっても気恥ずかしいが、まあとにかく電車に乗る。 あれこれ乗り換え、高尾山口行きに乗れば、こっちのもの。この時間帯では、 しっかりした山支度の人はほんの数%、あとは「山ガール」、家族連れに観光客の波・・・。

駅を降りてからお弁当を物色。売店のおこわのおにぎり2個セットを買い、広場へ向かう。ここで支度を整え、ちょっと迷う。
着いたのが12:30、思わず「憧れの」リフトの券売機の列に並んだものの、やっぱり諦め、毎度おなじみの6号路へ。 登る人も多いが降りてくる人も多い。いつもよりは軽いザック、どこまで行けるか、思い切りペースを上げてみる。

流石は花の山、沢の向こうにシュウカイドウ、ツリフネソウの大群落。山道に入ればミズヒキ、サラシナショウマ、ミゾソバなど。
結構速い?と思ったが、大山橋まで30分強、まだまだかな。一服後、飛び石を見送って稲荷山尾根に出る。ベンチでおにぎり、とも思ったが、人通りが多くて 落ち着かないのでもう少し行くことにする。

ハギ ノササゲノササゲ

これまた山頂への階段を見送って、う回路をのんびり・・・と思ったらここも結構人が通るので驚く。脇道の情報もだいぶ伝わっているのかも。
ここは花も多くて、咲き残りのタマアジサイ、キバナアキギリ、アキノタムラソウ、ヌスビトハギなど。ツルリンドウが綺麗で、水平道はルンルンだ。

でもそろそろお腹もすいてきて、どこで食べようかと思った頃、富士見園地に着いた。アザミやハギなどが綺麗。ベンチもあるのでここで一服。

キバナアキギリ ヤマホトトギス ツルリンドウ
(左から)キバナアキギリ、ヤマホトトギス、ツルリンドウ

それでも巻き道をひっきりなしにハイカーが通るのでびっくり。しかし、一人なので逆に安心でもある。おこわのおにぎりは意外とおいしく、お湯を沸かしてベンチで大休止。
本当は日陰沢を降りたいのだが、時間も遅いし、万が一人が少ないと何となく不安なので、ここから引き返すことにする。

途中で年配の単独行の女性と意気投合して、一緒に稲荷山を降りることになり、滑るし、疲れているというのでゆっくり歩く。もう3時過ぎなのにまだまだ軽装で登ってくる若者が多いのは相変わらずだ。もうすぐ日暮れも早くなるのに、困ったものだ。
稲荷山はまた立派な階段や手すりが出来ている。どんどん整備が進むのだろうな。

そのうちに展望台まで来ると、今日は何とか新宿方面まで見える。ここでも沢山の人が休憩している。本当に人で溢れている感じ。
無事に4時には下山完了、女性とはここで別れ、あとはまた電車に乗って、3時間強のお散歩終了。あ〜すっきり!


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