コース:6号路〜稲荷山〜紅葉台〜一丁平〜城山〜日影沢
運動不足解消に紅葉の始まりかけた高尾山へ。今日はいつものSさんと二人連れ。 電車を降りればすぐ登山口という手軽さと、毎週行っても花があって変化の楽しめる山として、本当にありがたい山だ。 この高尾山も、圏央道の工事が進み、トンネルが掘られていく。南側の梅ノ木平のほうも、工事が進んで通行止めになっているようだ。高架橋の延びた姿を見ながら複雑な気持ちだ。 さて、8時に高尾山口に降りると既に凄い人。予想した通りではあるが、街中を散歩するような格好で運動靴の中学生くらいの女の子たちと、女性誌で特集が組まれた影響か、いわゆるOL風の若い女性のおしゃれなハイキング姿が非常に目立つ。 この混雑に、6号路は登りの一方通行規制中。我々の定番は稲荷山コースか6号路だが、稲荷山も相当混んでいるようなので、毎度お馴染みの6号路へ。 時折集団の小・中学生グループの喧騒に巻き込まれながらもグングン進み、いつものように飛び石の手前で左折して、稲荷山コースに合流。ちょうど1時間ほど歩いたので、ここで休憩。 標識完備の高尾山ゆえ、休憩時に地図を広げる人は皆無。ベンチがあるので、ここで大休止。 しかし、ここは山。随所に巻き道や枝道があり、地図無しで入り込めば思わぬ所へ出てしまうだろう。それに、これからは日も短い。転倒事故が増えているそうだが、道迷いの事故のない様願うばかり。
ところで高尾山がまだ紅葉が始まったばかり。足元の赤い実のなる草木の方につい目が行ってしまうが、視線を上げれば時折素晴らしい紅葉にも出会える。綺麗な青空に赤い葉。素晴らしいコントラストだ。 以前は高尾山頂までで引き返していた山慣れない人たちが大挙してここまでやってくるため、紅葉の盛りにはお昼の場所探しさえ大変になるだろう。 さて、あとは日影沢に向かう。あまりの暖かさに腕まくりして歩いていると、この陽気でエイザンスミレが咲いているのに驚く。が、南斜面には一面にタチツボスミレまで咲いている。これは狂い咲きということだろうか。 ここから日影沢のバス停までは結構な距離がある。展望のよいのは暫くで、その後はちょっと暗い舗装道路を延々歩くことになる。 緑の中をノンビリ歩き、心おきなくおしゃべりを楽しみ、その上、お花も紅葉も楽しめる高尾山。 まだまだ何度も季節を変えて通うことになるだろう。
今日のお花と実:
キッコウハグマはもう咲き終わり、センブリは某所にたくさんあったが、まだ蕾のようだった。
残念なことに、ススキを手に持って歩く子供の姿を目にした。この前は、リュックに多数のススキを挿して歩く女性も。
さて、心ある方にとっては、高尾の花の見頃の確認には何と言ってもこちらのブログが役に立ちます。 |