鹿穴・大蔵経寺山   2009年2月28日

コース:武田神社9:40〜10:55大日陰11:05〜11:35東山〜11:40大岩園地12:05〜12:10分岐〜12:55鹿穴13:05〜14:45大蔵経寺山12:55〜15:50大蔵経寺


今日は玄人好み?の山梨の山。鹿穴(ししあな)989.8mには三等三角点がある。
久しぶりに所属の山の会の山行で、皆さんとの再会を喜ぶ。

さて、バスは武田神社へ。「お屋形様」信玄公の躑躅ヶ崎の屋敷跡だそうだ。(大河ドラマの前に、亀治郎もお参りに行っている。)
渋い石造のキティちゃんを見てから、武田神社の東側の旧大手門を出る。

大きな池(竜ヶ池)を左に見て山に分け入るのだが、池と言っても縁が堤防状なので要注意。
しばらくは「武田の杜」と言う標識がある。それに沿って歩いていき、東屋などを過ぎると「躑躅ヶ崎園地・樹木見本園」・「要害山・東山」の分岐に出る。

分岐

東山(885m峰)方面に行くのかなと思うとさにあらず、734m峰(大日影)をめざして雨上がりの急坂が延々と続く。

花粉対策のマスクを外し、必死に登っていくが、落ち葉と急登で滑ることこの上ない。皆さんもかなり苦しそうだ。

急登が続く

更に稜線に沿って頑張ると885mの東山。といってもしっかりした標識はなし。ここから方向を変えてなだらかな斜面を行くとすぐに大岩園地。
この山中に不釣合いなほど立派な東屋があり、展望も開けている。ここで昼食。

食べていると手が冷たくなる。天気も思うように回復せず、曇天のまま。期待の南アルプスも拝めず。
先は長い。サッサと片付けて、一度下ってしばらくで分岐。標識がある。「上積(翠)寺」・「鹿穴・岩堂峠」となっているが、「翠」の字が削れて読めない。)

「上積(翠)寺」・「鹿穴・岩堂峠」の分岐

地図上はこの標識に従って尾根を直進するはずだが、岩場にぶつかるためか、ここで右手(南)に下るとすぐにまた標識。
今度は「深草観音・岩堂峠」・「大岩園地・積翠寺」などとなっている。これを「岩堂峠」方面に進む。巻き道になっているようだ。

楽な道だが、何だかあまりに進みすぎて、完全に鹿穴を巻いてしまったな〜と思ったあたりで、ようやく道が折り返し、緩やかな九十九折を繰り返すうちに開けた道に出て、また標識と再会。ちょっとした藪の奥に目立たぬ鹿穴がある。

ここで記念撮影し、今度は笛吹市との境界となっている尾根をずっと下っていく。
なだらかな尾根道をノンビリ歩く。順次ピークが現れるが、火事の後が痛々しい。

歩き続けてようやく大蔵経寺山。天気のせいか、特徴のないピークと言う印象だ。

大蔵経寺山

ここからお寺にむかって適当に道を選んで降りていくと途中に立派な標識があり、無事下山。

帰路、ザゼンソウの自生地に立ち寄って大きなザゼンソウを楽しみ、またバスに乗り込んだ。


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