大山(裏参道)   2010年12月18日

蓑毛8:40〜9:40蓑毛越10:00〜10:30阿夫利神社下社10:55〜女坂〜11:25豆腐料理店〜大山ケーブル駅(バス停)


丹沢の大山は登山に手ごろな山として有名だが、豆腐でもまた有名である。そこで、忘年山行にかこつけて、「豆腐で忘年会」と決まる。
予約の関係で、山頂まで行くのは時間的に不足なので、軽〜く歩いてお腹を空かせてから豆腐専門店へ。
そこで山頂は諦め、裏参道を通って参拝、下に降りて忘年会、となる。

蓑毛殻のバスは本数が少なく、朝のラッシュ並みの超満員。それでも何とか乗り込み、揺られながら蓑毛へ。

ここにはトイレもあり、身支度を整えて、案内板に従って歩きだす。度々林道を横切りながら、ノンビリ登っていくと、一旦ゲートのある舗装道路の方へ折り返して更に登る。ここは間違えやすい個所らしい。良く見ればガードレールにも注意を促す書き込みがある。

さて、体が温まってきたころ、テーブルのある鞍部に出る。ここが蓑毛越らしい。
今日のコースは時間に余裕があるので、 ここでお茶にする。メインルートではないので、人は非常に少ない。

一服してから一旦下って、下社を目指す。危険個所は殆どない。鎖を張った場所もあるが、普通の登山者には問題なし。お喋りしながらどんどん進む。

一応鎖場も・・・

ほぼ水平道になると阿夫利神社の下社となって、沢山の登山者が登ってくる。団体さんも。
皆一様に、「もう下山ですか?早いですね!」・・・いえ、今日はお散歩でして。

私にとっては本当に久しぶり、何と96年以来だ。下社に出ると少し霞みながらも江の島や湘南の海が見えて気持ちがいい。
折角なので下社を「探検」。神社の奥に霊泉があり、その奥には蝋燭を灯して祈願出来る場所もある。

さあ、階段を下ろうとすると・・・

わお!

階段が急なので気をつけて帰りましょう、ということか。
勿論ケーブルには乗らず、女坂を降りる。女坂と言っても結構急な石段の連続で、慎重に降りることにする。途中に女坂の七不思議というのがあって、面白い。
少し歩くと立派なお寺の裏手に出る。ここは大山寺。どうやら大山は神仏習合らしい。

名残りの紅葉

更に降りて行くと、道端にミツマタが植えてあり、もう小さな蕾を一杯につけている。黄色い花が見事に咲くのは、3月だろうか。
登ってくる人もいるが、段差がきついので辛そうだ。ケーブルの駅をかすめて女坂を降り切ると「こま参道」。両脇には商店が並んでいる。 勿論、豆腐料理店が軒を並べ、地元の産物を売る商店も。神社の参道はどこも同じようなのだろうが、ちょっと金毘羅さんを思い出す。

さて、お目当てのお店に到着。さあ、忘年会の始まり!

豆乳鍋

お喋りと料理を堪能し、お腹も一杯になって店を後にする。参道の途中で各自ミカンや柚子を買い、ちょっぴりザックが重くなったところでバスに乗り、早めに帰宅となった。

なお、小田急の丹沢・大山フリーパスが便利です。


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