守屋山  2003年4月19日

杖突峠〜守屋山往復


ザゼンソウで有名な守屋山、是非一度は訪れてみたい山だった。展望も素晴らしいという。
今日は異様に暑い日になるという。東京では25度を越える見込みという。しかし、標高もそこそこあるので一応アイゼンも持参する。

登山口は桜で有名な高遠にほど近い杖突峠。
降りてみると大変広い駐車場があり、真新しい社が立っている。


真新しい社のある登山口

唐松の林の中をどんどん歩いて行く。そのうちにコースは一旦下り、今まで不即不離できた林道を横切り、 ザゼンソウの群生地であるアカエ沢へ。
水音がしてくるとザゼンソウも見えてくる。
一帯に咲いているが、沢を渡った先の、大きな柱に「守屋山登山口」とある所がメインのようだ。
ここへは車でも来られるようだ。


地面一帯にザゼンソウが咲いている

ザゼンソウはというと、かわいらしい姿をしている。これもミズバショウと同様、このあとはオバケのように巨大化して しまうらしい。


かわいいザゼンソウ
  
並んだ姿もキュート

ここには避難小屋?と仮設ながらトイレが4基あって有難い。
ここから本格的な登山道になる。気温も高く、汗ばんでくる。
しかし、途中から見える八ヶ岳が美しい。


八ヶ岳を臨む

途中で急登もあり、雪が少し残っているが、アイゼンは不要。
唐松にぼーっと煙るような緑の新芽が芽吹きはじめたところで、それらが柔らかい色の調和を見せている。
自然の美しさに見とれてしまう。
更に登ると白樺も。曇ながらそれはそれでいい雰囲気だ。


白樺がきれい

傾斜が緩んでくると東峰。既に数人の先客が昼食を取っている。


東峰より西峰を臨む

背景に西峰。あと25分くらい。

西峰までは案外かかるが、大休止(ザゼンソウ撮影会(笑)を含んでも2時間で到着した。
ここで昼食。
眼下には諏訪湖、遠景に八ヶ岳、背後が中央アルプスだそうだ。う〜ん、曇っていなければ・・。
でも、ザゼンソウは一番良い時期に見られたことだし、絶景は積雪期に頑張って登った人へのご褒美だろう。
春になってお気軽登山の私たちにはお預け?

今日はあんまり写真が綺麗に取れなかったのが残念!
あとは往路を戻る。
帰りに諏訪へ寄って、高島城で満開の桜を楽しんだ。


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