真昼岳   2005年7月31日

コース:
<峰越林道>峰越口6:15〜8:03真昼岳8:25〜10:05峰越口



登山口
見晴らしのよい峰越林道の峠で下車。広いスペースがある。ただし、この先は通行止めになっている。
案内板も整備され、往復で2.5時間程度とか。
早速歩き出す。

晴れていることは有難いけれど、カンカン照りなのはちょっと・・・。昨日の疲れもあってか、余りペースは上がらない。

足元にはタカネナデシコが咲いているが昨夜の雨のせいか、まだしおれた感じがする。

ルートはすぐに急斜面に変る。
すぐに背丈ほどのヤブに阻まれ、足元にはルートの痕跡があるものの、掻き分けながら濡れた急斜面を登るのは大変だ。


クルマユリ

いきなり汗が噴出す。
両手両足を使う登りに閉口する。それに、足元が滑る滑る。

一旦稜線に出ると少しほっとする。花はそこそこあるが、昨日と比べてると・・・。

稜線に出るとかなり遠くに見えるピークが真昼岳らしい。ちょっとがっかり。

そう思ったら今度はオオヤマサギソウや花一杯のクルマユリが迎えてくれる。アップダウンがあるのは厳しいけれど、花は一杯のようだ。

相変わらずヨツバヒヨドリが沢山ある。
イブキトラノオやコキンレイカもある。

ようやく真昼岳に辿り着くが、三角点が見当たらない。避難小屋の周囲は展望が素晴らしい。

この暑さもあるが、藪もあってか、往路に2時間近くかかっている。往復2.5時間ってホントかな。
さて、バスの待つ登山口へ戻る。更に日差しが厳しく、汗ですぐに背中が濡れる。

登りと下りでは視線が変るため、また新たに見つかる花もある。
沢山のクルマユリには驚かされるが、ジャコウソウももうすぐ咲きそうだ。

この暑さがなかったら、きっと楽しい山だろうな。秋の花はどうだろうか・・・。

いくつかピークを越えてようやく峠が見えてくるとほっとする。
最後の急斜面は笹に掴まって何とか降りる。

往復で結構4時間近くかかった計算だ。稜線をそのまま進んで別の林道に抜けるルートもあるそうだ。
展望はよいコースなので、少し涼しい季節には最高だろう。


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