金時山   2010年12月4日

仙石バス停〜9:08矢倉沢登山口〜9:42矢倉沢峠9:49〜10:40山頂11:40〜12:28矢倉沢峠〜12:46登山口〜仙石バス停


先週に続いて大きな富士山を眺めようと、金時山へ。実は初めて。
前日の大嵐に心配されたが、真っ暗な外は比較的暖かく、細い細い三日月が綺麗だ。
小田急に乗り換えて終点まで。青空が眩しい。
箱根湯本でSさんと合流、バスで仙石へ向かう。ああ、この道を箱根マラソンの選手が走るのかと思うと感慨深い。 あとひと月でまた「新・山の神」柏原が素晴らしい走りを見せてくれるのだろうか・・・。

バスを降り、金時登山口から矢倉沢峠に向かう。最初はコンクリートの急坂、私の最も苦手とする道である。

登山口

しかし、Sさんとお喋りしながら歩くとあっという間に「登山口」へ。昨夜は小川のように濁流が流れたであろう、えぐれた道を登っていくと、 ちょっと開けた矢倉沢峠に出る。

ここで一服していると、R君からメール着信。偶然同じ日に同じ山を登ることが分かったのだが、彼は朝早く出てきたらしく、 私達が箱根湯本でバスに乗った時間には、もう山頂にいたらしい。早い!
電波の関係で着信に「時差」があったようだが、時間的にすれ違いになりそうだ。携帯に添付してくれた富士山の画像、今日も大展望のようだ。

稜線に出ると一気に視界が開け、とても気持ちがいい。煙を上げる大涌谷、光る芦ノ湖、明神ヶ岳の縦走路・・・。

リンドウ 明神ヶ岳への縦走路

何だか今日はやたらと息が切れ、汗もかいてバテバテ。昨夜の仕事が響いているようだ。
ポカポカ陽気に暑い!と文句を言いながら、時折リンドウのつぼみを見つけ、帰りには開いてほしいな〜と願う。

金時神社からの道を合わせると急坂になり、ちょっと滑るので注意しながら高度を上げていくと、賑やかな声が聞こえてきて山頂に飛び出す。
おお、真っ白な富士山だ!今日も遮るもののない姿、右後ろには真っ白な北岳も。
大展望

かなりの人数が休憩しているが、富士山がみえる場所を確保し、ゆっくり早いランチを楽しむ。上着を着るものの、風もなく、本当に暖かい。

芦ノ湖の向こうは伊豆半島。その右に愛鷹山。絶景だ。

芦ノ湖と伊豆半島

ノンビリお昼とコーヒーを楽しんでから、往路を戻ることにする。下り始めると、団体がどんどん上がってくる。すれ違いに時間を取られながらも、景色を楽しみ、 お喋りを楽しみ、今度は明神・明星もいいね、神山も行きたいねと山の相談をしながらあるいていたら、あっという間に下山してしまった。

今日は寄り道もせず、明るいうちに小田急に乗り込んだ。


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