大菩薩嶺   2007年7月21日

コース:
上日川峠(ロッジ長兵衛)9:30〜唐松尾根〜11:10雷岩11:20〜12:15賽ノ河原12:45〜13:00大菩薩峠〜13:30石丸峠〜14:40小屋平〜15:15上日川峠


父の容態も、梅雨明け前のお天気も気がかりな中、思い切って約2ヵ月ぶりの山歩きを決行。
雨でも久しぶりでもそれなりに楽しめる山となると、大菩薩。
何と前日にメールしたにも拘らず、OKして下さった頼もしい山友達のお2人と共に都内を後にする。

高速も順調に走り、勝沼ICで降りて、上日川峠へ。標高があがるにつれ、ガスが濃くなるが、対向車もほとんどなく、マイペースで運転するうちに到着。
途中の雨は霧雨程度になり、スパッツと傘で歩き始める。

霧がかかって視界は不良なれど、雨に濡れた木々は一層美しく、久しぶりの自然は早速、目も心も慰めてくれる。
森の空気を吸い込めば、一週間の疲れはす〜っと抜けていく。さらに嬉しいことに、気心の知れた、何でも話せる仲間とのお喋りで、天気は雨でも心はどんどん雲が晴れていく。

そうこうするうちに福ちゃん荘へ。今日は余りバテずに登れそうだ。

ここからは唐松尾根をゆっくり登る。去年は早速バテたが、今日はゆっくり、ゆっくり。おなかが減って、早めの休憩が効果的だったのか、その後はまあまあのペースで団体に追いつくほど。
いよいよ急坂になり始めるころには、花もちらほら。 最初の目ぼしい花はウツボグサ、コウリンカはまだ固い蕾。
その代わりにシモツケやウマノアシガタ、ヨツバヒヨドリ、ヤマオダマキ、コキンレイカ(ハクサンオミナエシ)。
数は少なめだが花の効果は抜群で、もう急登も気にならなくなる。

ヨツバヒヨドリ    ウスユキソウ

雷岩に着いて休憩。もう雨も上がり、傘を畳む。
綺麗な避難小屋で昼食を取り、時間もあり、歩き足らないのでやっぱり石丸峠へ。
あとは笹の道を小屋平、それから森の中のハイキングコースを上日川峠へ戻る。

久しぶりの山は優しかった。
そして、さらに優しい山の仲間に感謝。



優しい森

<<今日会った花>>

  ホソバノキソチドリ(細葉ノ木曽千鳥)

クモキリソウ  



戻る 山一覧へ