磐梯山   2015年8月24日

八方台8:00〜8:27中ノ湯跡・分岐8:33〜8:40弘法清水・お花畑分岐〜9:50弘法清水10:00〜10:35山頂11:00〜11:30弘法清水〜お花畑〜11:50弘法清水分岐〜12:35中ノ湯跡・分岐〜13:00八方台


夏の終わりに休養を兼ねて裏磐梯へ。折角なのでやっぱり山にも登りたい、となれば磐梯山。レンタカー付き宿泊プランで、今回もKさんと一緒なので、八方台からの楽々コースを選ぶ。
既に無料化されている磐梯山ゴールドラインを八方台まで。広い駐車場、トイレ舎などがある。車の数はまだ10台未満。月曜日だからかもしれない。

八方台の入り口

歩き始めは緩やかで広いブナ林。とはいえ、前後に人の気配がないので盛大に熊鈴を鳴らしながら歩く。林床は笹で、残念ながらめぼしい花どころか、花自体が殆ど無い。ゆっくり歩いていくと硫化水素の匂い。あれ、と思う間もなく目の前が開けてちょっと降りると廃屋が並ぶ。ここが中ノ湯跡らしい。この一角は草木が生えず、よく見ればあちこちの小さな穴から気体が噴き出し、水たまりからも僅かに気泡が湧き出してくる。
長居は無用、さっさと通過して登り返し、臭気が消えたところで小休止。

ここからはしばらく急登。昨夜来の雨もあり、濡れて滑り易い。また段差もあって気を使う。ちょっと頑張るとトラバース気味になだらかになり、ちょっとほっとする。気温はさほど高くなく、しかしむっとする湿度に汗をかかされる。時折展望の期待できる場所に出るが、ガスに包まれ展望はよくない。
危険個所でもないが鎖をつけてあるところも。初心者が気軽に登って来るからだろうか。今日はとにかく人に会わない。ちょっと不安。

少し晴れて来て青空がちらっとのぞけるようになる。ようやく単独で降りて来る人に出会うようになり、お花畑と弘法清水の分岐。まずは登頂、 お花畑は帰りに回ることとし、あと0.3kmの弘法清水をめざす。少しお花も増えてきたかなと思うと急に開けて小屋が見える。弘法清水だ。
ウメバチソウなどいきなり花が増えてびっくり。ここがお花畑?と思うほど。ここには岡部小屋があり、話し声も聞こえる。
また小さな石像が弘法大師か。その下に水が流れている。
Kさんは早速バッジをゲット。さて、ここから一気に山頂を目指す。小屋のご主人の話では30〜40分かかるという。(地図では25分。)さあ、あと一息!

花も増え、ウスユキソウ、ダイモンジソウ、ウメバチソウが多い。35分ほどでようやく山頂へ。あいにく今日は展望ゼロ。

何故か山名の標識は一段下がった場所にあり、そこには臨時の?岡部小屋の建物がある。

山頂の標識

残念だが晴れてきたことは有難い。ここで大休止、コーヒータイム。

さて、まずは弘法清水までKさんを慎重にサポート。無事降りて「お花畑」へ。他の登山口からの登山者も増え、賑やかだ。ちょっと下ると爆裂火口が見え、思わず歓声を上げる。さらに目の前は見事なお花畑。往路の景色とは大違いだ。 ちょっと下れば比較的なだらかなお花畑がずっと続き、ガスの晴れ間にしばし荒々しい火口の風景や眼下の湖沼群にまた歓声。

たっぷりお花見を楽しんでから分岐に出て、あとは来た道を忠実に戻るだけ。滑るので注意しつつ、ノンビリ歩いて駐車場に出る頃には登る人、下る人も増えてクマの心配は吹き飛んだ。





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