自己紹介

中西啓貴 (Nakanishi Hirotaka)
1961年生まれ
徳島県在住

日本自然科学写真協会会員

春は養蜂 美味しい自家製純粋ハチミツは食べ放題
冬はテレマークスキーで山を滑っています

現在展示中の作品
個展
作品展 BLANCO代官山にて 2001.10.24〜12.10
 
グループ展
ウェディング2002 東京写真文化館5F STAGEにて 2003.2.11〜2.16
 
その他
Yahoo Internet Guide 2005/9 にて「森の誘い」が紹介されました。
ホームページ開設にあたって

 私は現在、東北のブナの森を中心に撮影をしています。このホームページは、森の写真集です。主な撮影場所は、八甲田・恐山・白神・鳥海山・月山・南会津燧裏などです。インターネットを始めてやっと1年。ホームページの作り方も分からないまま手探りで作ってみました。写真集のページをめくるように見ていただければと思います。内容に関してはまだ追加して行きたい項目も有るので、少しずつ充実させて行きますが、写真一枚一枚の解説は特にしません。御覧になっているみなさんが見て感じて頂けたらと思います。

 ブナの森。この言葉を聞いて何を連想するでしょうか。美・原生林・森林浴・緑のダム・伐採・自然破壊、その他にも聞く人によって様々な答えが帰ってくるでしょう。また、写真を撮るにしてもその人が持っている森のイメージによって写真が違ってきます。私も、森に対するイメージを持っています。しかしそれは、書物や写真集などを見て持った物です。実は写真を撮る時に一番邪魔になるのがこのイメージ(先入観)なのです。撮る写真のどれもが、どこかで見たような写真になってしまうのです。その先入観を捨てて、森の本質が撮影できないかと試行錯誤をしています。

 森の楽しみはいろいろ有りますが、森を歩いていて一番楽しいのは、道から外れて歩くことです。硬い道を重い登山靴を履いていては森歩きは楽しめません。長靴が一番。落ち葉や枯れ枝、たっぷりたまった落葉層の感触が足裏から伝わってきます。歩く速度も必然的に遅くなり、ゆっくり歩くと周りのものがよく見えてくるのです。それと忘れてならないのは、森の恵みです。春の山菜、秋の茸。撮影で歩いているつもりがいつの間にか茸採りになっている事もよく有ります。もちろんその日の晩には私の胃の中におさまってしまう事は言うまでもありません。

このWebページを見て、少しでも森を感じていただければ嬉しいです。ではごゆっくり御覧ください。

(1998.12)

ポートフォリオ開設(休止中)

『森の誘い』では、森をいろいろな側面から見て、写真に写っているもの、それは森であり、樹であり、光なのですが、その被写体そのものが意味を持ち、見る人に感情を起こさせる、そんな写真を掲載しています。 一方『ポートフォリオ』では、『森の誘い』とは全く違う視点で森を切り取っています。森そのものに意味はなく、森を使って私の意識を映し込んでいます。ですから、見る人によって全く違う、もちろん私の意識とも違う、感情・感想を持つでしょう。作品としてはまだ未熟ですが、これからも森を通して作品を作っていきます。

(2000.12)

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