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花期 | 5〜6月 |
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花径 | 下側2個の花弁の長さは1〜2cm |
花色 | 白色 |
草丈 | 花茎の高さ20〜50cm |
茎葉 | |
根生葉 | 腎円形、基部は心形、表面は暗緑色で脈にそって白斑がある。 裏面は暗紫色を帯びる。 |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 湿った岩の上など |
分布 | 本州、四国、九州 |
別名 | |
その他 | 庭園などにも栽植される。葉は食用にもなる。 |
山間の民家の石垣などで群生しているのを時々見かけます。花は見た目は白色なのですが、クローズアップしてみるとその美しさに圧倒されます。私にとっては、野草の美しさに目覚めさせてくれた花の一つでもあります。 花で何といっても美しいのは上3個の花弁の色でしょう。淡紅色の花弁に2対の濃紅色と1対の濃黄色の斑点があります。また花盤の黄色も目立ちますね。 上の写真で植物の根元の部分を見ると、赤い糸状の走出枝が出ていることがわかります。この走出枝の先端に新しい株を作って繁殖するため、群生することが多いのだそうです。 名前の由来ですが、白い花を雪にたとえて、その下に緑色の葉がちらちら見える様子を表したものといわれています。ですがこの説はどうも私には腑に落ちません。別の説である、垂れ下がった花弁を舌に見たてた「雪の舌」が由来という方が納得できるのです。 |