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花期 | 4〜5月 |
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花径 | 付属体の径は17〜25mm |
花色 | 仏炎苞は紫褐色、付属体は白色 |
草丈 | 20〜60cm |
茎葉 | 2個、3〜5枚の小葉を鳥足状につける。 小葉は菱状楕円形で鋭尖頭、全縁で時に鋸歯。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 山地の林下 |
分布 | 本州(三重県、奈良県)、四国 |
別名 | |
その他 | 環境省絶滅危惧II類、徳島県準絶滅危惧 |
名前を聞けばなるほどと頷きたくなる植物です。付属体の先端が球状で雪のように白く、また柔らかい餅のようなことから、その名が付けられました。実際に付属体に触ってみると、弾力のある柔らかさです。 私にとっては思い出深い植物で、植物に興味を持たせてくれるきっかけの1つとなりました。だれでもこの植物を見たら、何と不思議な形をしているんだろうと思うでしょう? 県内では比較的多く見られますが、全国的には数は少なくて絶滅危惧種となっています。 なお本種とアオテンナンショウとの雑種があり、ユキモチアオテンナンショウと呼ばれて高知県に特産するそうです。徳島県でも見つかる可能性があるかも知れませんね。 |