ヤマハッカ (山薄荷)
Rabdosia inflexa シソ科ヤマハッカ属
全体
鳴門市 2007.11.04
花
鳴門市 2007.11.04
花期9〜10月
花径花冠の長さ7〜9mm
花色青紫色
草丈40〜100cm
茎葉対生、広卵形〜3角状広卵形、あらい鋸歯がある。
鋭頭〜やや鈍頭で葉柄には翼がある。
根生葉
生活史多年草
生育場所山野
分布北海道、本州、四国、九州
別名
その他ハッカの名が付くが香気はほとんどない。

秋、よく見かける植物です。枝の先に青紫色の花を、一方に向けて段々に咲かせます。花は大きくはないのですが数が多い場合はよく目を惹きます。

花冠は唇形で上唇はシソ科では珍しく4裂し、上唇の中央付近には細かい紫の斑点があります。下唇は2裂して前方へ突き出しますが、ヒキオコシの花とは異なり、雄しべや雌しべは花冠の下唇の外へは飛び出しません。萼はほぼ等しく5つに中裂し、細かな毛が生えています。

ハッカの名が付きますが、ハッカの匂いはほとんどありません。

萼
萼の写真 鳴門市 2007.11.04
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