ツルニガクサ (蔓苦草)
Teucrium viscidum var. miquelianum シソ科ニガクサ属
全体
鳴門市 2007.07.16
花
鳴門市 2007.07.16
花期7〜9月
花径長さ8〜10mm
花色淡紅色
草丈20〜40cm
茎葉対生、長卵形〜長楕円形、長い柄があり先はとがる。
へりにあらい鋸歯がある。
根生葉
生活史多年草
生育場所山地の木陰
分布日本全土
別名
その他花序や萼には細かな腺毛が多い。

全体的にニガクサとよく似た姿形をしています。ただ、ニガクサは萼に腺毛はなくまばらに短毛があるだけですが、ツルニガクサは腺毛が密に生え、この点で区別ができます。

花は唇形ですが、上唇は小さく、下唇が長く突き出ててこれが目立ちます。このような形のためか、雄しべや雌しべが空中に何の覆いなく飛び出しているように見えますね。

ニガクサと同様に、地下に細長い走出枝を出します。

萼
萼の写真 鳴門市 2007.07.16
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