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花期 | 11〜12月 |
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花径 | 8〜10mm |
花色 | 黄色 |
草丈 | 25〜40cm |
茎葉 | 互生、倒卵形〜長楕円形、基部はくさび形。 葉の上半部は羽状に浅〜中裂し裂片は広くて全縁または1〜2個の鈍鋸歯がある。 |
根生葉 | |
生活史 | 多年草 |
生育場所 | 海岸の崖に生える。 |
分布 | 四国(徳島県、高知県) |
別名 | シオカゼギク |
その他 | 徳島県準絶滅危惧。宍喰町が基準産地である。 |
キク属の花ですが、これがキク?とおもわず思ってしまう花です。これは舌状花をもたないため、花びらがないように見えるためです。 花は散房状に多数つきます。草丈は低く、かつ海岸近くに花が咲くためか、花をクローズアップで撮影すると、花に小さな砂がついていることが多くて苦労します(上の花の写真にも白い砂がついていますね)。筒状花が開花している頭花の様子は、まるで小型UFOか未知の乗り物を思い起こさせ、なかなかユーモラスで幾何学的な美しさを感じます。 総苞片は3列に並び、総苞外片は線形または狭長楕円形で内片より短いです。なおまれに舌状花を持つ花もありますが、その舌状花の色や形には変化が多いそうです。 シオギクとはその名の通り海辺に生えることからついたそうです。 |
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