シマカンギク (島寒菊)
Dendranthema indicum キク科キク属
全体
鷲敷町 2008.11.15
花
鷲敷町 2008.11.15
花期10〜12月
花径1.5cm〜3cm
花色黄色
草丈30〜80cm
茎葉互生、卵円形でふつう深く羽状に5中裂する。
裂片には鋸歯があり、基部は切形〜くさび形。
根生葉
生活史多年草
生育場所日当たりの良い山麓
分布本州(三重県、京都府以西)、四国、九州
別名アブラギク、ハマカンギク
その他

黄色い小形の頭花をたくさんつけるキクです。なかなか鮮やかで、山道の脇などで見かけるとよく目立ちます。花の形もどことなく端正で、かわいらしくも美しいキクです。

葉は普通、深く羽状に5中裂し、縁には鋸歯があります。葉の表面にはかすかに毛が生え、裏面はそれよりも多くの毛が生えますが白く見えるほどではありません。基部は切形〜くさび形で葉柄があります。

総苞片は瓦状に並び、総苞外片は卵形または長楕円形です。茎の上部には毛が生えています。

変異が多いキクであり、舌状花が白いものや、全体に毛が多いものがあるそうです。また各地にも変種が知られ、徳島県にはツルギカンギクと言う、頭花が小形の変種が存在します。

総苞
総苞の写真 鷲敷町 2008.11.15
葉
葉の写真 鷲敷町 2008.11.15
葉表と葉裏
葉表と葉裏の写真 鷲敷町 2008.11.15
インデックスに戻る