シコクママコナ (四国飯子菜)
Melampyrum laxum var. laxum ゴマノハグサ科ママコナ属
全体
神山町 2005.07.24
花
神山町 2005.07.24
花期8〜9月
花径長さ13〜18ミリ
花色紅紫色、花喉の両側に黄色斑
草丈20〜50cm
茎葉対生、狭卵形または長楕円状披針形、先はとがる。
根生葉
生活史半寄生の1年草
生育場所深山の林縁や草地
分布本州(東海地方〜中国地方東部)、四国、九州
別名ウバママコナ
その他苞のふちに刺毛状の歯牙が散生する点がミヤマママコナと異なる。

美しい花です。紅紫と白と黄色が絶妙な色合いで花を染めています。山の尾根筋の登山道脇にたくさん咲いていました。ただ美しい花からは想像できないのですが、一部の養分を他から吸収する半寄生植物でもあります。

下の果実の写真を見ると、黒くなりかけの種子が見えます。美しい楕円形をしていますね。この種子は若い頃は真っ白で米粒のようにみえます。そのことからママコ(飯子)の名がついたともいわれています。

果実
果実の写真(種子も見える) 神山町 2005.10.16
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