センニンソウ (仙人草)
Clematis terniflora キンポウゲ科センニンソウ属
全体
鳴門市 2007.08.26
花
鳴門市 2007.08.26
花期8〜9月
花径2〜3cm
花色白色
草丈つる性
茎葉対生、奇数羽状複葉、3〜7個の小葉からなる。
小葉は卵形〜長卵形で全縁、先は細まり鈍頭で先端は小さく突出する。
根生葉
生活史つる性の半低木
生育場所日当たりの良い道端や林縁など
分布日本全土
別名
その他ボタンヅルと花はよく似るが、葉に鋸歯がない点で区別は容易。

道端で十字型に見える白い花を多数群がって咲かせ、目をひく植物です。花びらのように見えるのは実は萼であり、花弁はありません。つぼみの状態を見ると、しべが直接4枚の萼で包まれているのがよくわかります。萼の縁には白い毛が生えています。

雄しべ、雌しべとも多数ありますが、とくに雄しべの数が多く、花糸が糸状なこともあってよく目立ちます。茎や葉はかぶれを起こす有毒植物を含むそうです。ただし根は漢方薬に使われるそうです。

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