オタカラコウ (雄宝香)
Ligularia fischerii キク科メタカラコウ属
全体
佐那河内村 2007.09.23
花
佐那河内村 2007.09.23
花期7〜10月
花径4〜5cm
花色黄色
草丈50cm〜2m
茎葉小形で葉柄は短く、基部はさやとなって茎を抱く。
さらに上葉になると葉身は次第に消滅し、緑色の苞葉状となって花茎を抱く。
根生葉大型の腎心形で長い葉柄がある。縁には鋸歯がある。
生活史多年草
生育場所深山の湿り気の多い場所
分布本州(福島県以西)、四国、九州
別名
その他

秋、湿気の多い場所で群生していることが多い植物です。大きめの黄色い花を総状につけ、よく目立ちます。根生葉も大きく全体に力強い姿をしていますね。

花を見てみると舌状花は5〜9個もあり、よく似たメタカラコウが1〜3個なのと比べて多めです。筒状花の先は5裂し、上の写真をみるとまるで星形のようです。総苞は筒鐘形で総苞片は8〜9個、基部に線形の苞があります。

オタカラコウの名の由来は、メタカラコウに似てそれより強壮だからだそうです。

総苞
総苞の写真 佐那河内村 2007.09.23
インデックスに戻る