ナンバンギセル (南蛮煙管)
Aeginetia indica ハマウツボ科ナンバンギセル属
全体
宍喰町 2005.10.23
花
宍喰町 2005.10.23
花期7〜9月
花径花冠の長さ3〜3.5cm
花色淡紫色
草丈15〜20cm
茎葉狭三角形の鱗片葉をまばらに数枚つける。
根生葉
生活史1年生の寄生植物
生育場所山野
分布日本全土
別名オモイグサ
その他ススキ、ミョウガ、サトウキビの根などに寄生する。

一風かわった姿の植物ですね。この姿がタバコのパイプに似ていることからその名がつけられました。1年生の寄生植物で、日本ではふつうススキに寄生します。

茎はごく短くほとんど地上に出ません。その短い茎には鱗片葉が数枚ついており、葉腋から長い花柄を伸ばして花をつけます。つまり上の写真で茎のように見えているのは花柄です。

果実は卵球形の刮ハで萼に包まれたまま熟します。その中にはごく小さな種子をたくさん持っています。

果実
果実の写真 宍喰町 2005.10.23
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