ケアリタソウ (毛有田草)
Chenopodium ambrosioides アカザ科アカザ属
全体
鳴門市 2006.09.17
花
鳴門市 2006.09.17
花期7〜11月
花径萼片の長さは1mmほど
花色緑色
草丈0.6〜1m
茎葉互生、卵形〜披針形、先は鈍形か鋭形。
基部は狭いくさび形で短い柄があり、粗い鋸歯がある。
根生葉
生活史1年草
生育場所市街地の道ばたや荒れ地など
分布メキシコ原産、本州(岩手・山形県以南)〜九州に分布。
別名
その他茎や葉にほとんど毛がないものをアリタソウとし、
毛が多いものを変種ケアリタソウとして分ける考えもある。

特有の匂いがする植物です。近くにいるだけで香ってきます。家畜には有毒な植物です。

枝先に緑色の花穂を円錐状に多数つけます。花穂には葉状の苞があり、苞の腋に柄のない小さな花をかたまってつけます。花には両性花と雌花があり、両性花の場合、雄しべは5つで長く花の外へ飛び出します(上右の写真)。

茎や葉にほとんど毛がないものをアリタソウとし、毛が多いものを変種ケアリタソウとして分ける考えもあるそうです。ただ変異は連続的だそうなのでここでは区別せず、ケアリタソウとして紹介しています。

アリタソウの名前の由来は、昔、滋賀県の有田で栽培されたことに由来するそうです。

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