ジロボウエンゴサク (次郎坊延胡索)
Corydalis decumbens ケシ科キケマン属
全体
山川町 2009.05.02
花
山川町 2009.05.02
花期4〜5月
花径長さ12〜22mm
花色紅紫色〜青紫色、まれに白色
草丈10〜20cm
茎葉根生葉と同様だが柄は短い。普通2個つく。
根生葉2〜3回3出複葉で長い柄がある。小葉は普通2〜3深裂する。
生活史多年草
生育場所川岸、山地など
分布本州(関東地方以西)、四国、九州
別名
その他地下に球形の塊茎があり、そこから数個の花茎と数個の根出葉をつける。

地面近くに細長い紅紫色の花を咲かせます。草丈はないのですが、春の山では花がまだ少なく、それなりに目立ちます。

花冠は筒状で一方がくちびる状に開き、他方は距となっています。雄しべは6本ありますが、3本ずつが合着して2組となります(両体雄しべ)。

苞葉が全縁であり切れ込みはありません。この点が切れ込みのあるヒメエンゴサクとは異なります。また塊茎から数個の茎を出す点や、最も下の1葉が鱗片葉にならない点もヒメエンゴサクとの相違点となります。

苞葉
苞葉の写真 山川町 2009.05.02
インデックスに戻る