|
|
花期 | 8〜10月 |
---|---|
花径 | 長さ6〜10mm |
花色 | 白色(外花被片の内側は黄色) |
草丈 | 3〜15cm |
茎葉 | まばらに互生、披針形の鱗片葉 |
根生葉 | |
生活史 | 腐生殖物 |
生育場所 | 暗い常緑林内 |
分布 | 本州(関東地方以西)、四国、九州(屋久島まで) |
別名 | |
その他 | 徳島県絶滅危惧I類 |
小さな小さな腐生植物です。生えている姿はまるで地面に金平糖が落ちているかのようです。初めてこの植物を見た時は、これはキノコかと勘違いしました。まったくもって不思議な形の植物です。 この植物は葉緑素を持たないため真っ白に見えます。2005年に初めてこの植物を見た時は、花は咲き終わってました。花は開くとその内側は黄色だそうです。ぜひ花の咲いている姿を見たいとチャンスを狙っていましたが、2年後、やっとそれを果たせました。 花自体の直径はわずか3mm程度でしょうか。今回、写真フイルムチェック用のルーペをデジカメの先端につけてこの花を撮影してみました。安価なルーペのレンズですので、写真のコントラストは下がりにじみも酷いのですが、フォトレタッチしてなんとか見られる写真にしてみました。 この花の写真を見てみると、花被片は6個で合着している様子が見て取れます。外花被片は3個は先で分かれ内側は黄色です。内花被片は小さく突起のようにも見えます。なんとも不思議な花ですね。 |
|
|