ハマダイコン (浜大根)
Raphanus sativus var. raphanistroides アブラナ科ダイコン属
全体
藍住町 2008.04.29
花
藍住町 2008.04.29
花期4〜6月
花径2〜2.5cm
花色淡紅紫色
草丈30〜70cm
茎葉形状は根生葉とほぼ同様だが大きさは小さい
根生葉束生、羽状に全裂し裂片は上部のものほど大型、あらい毛がある。
生活史越年草
生育場所海岸地方の砂地
分布日本全土
別名
その他まれに白色花がありシロバナハマダイコンと呼ばれる

海岸からはかなり離れていましたが、吉野川の河川敷で群生していました。よっぽど環境が良かったのか、大きなものは高さが130cmを越えていました。

ハマダイコンはダイコンが野生化したものといわれています。総状花序を出して淡紅紫色の花をつけ、花弁は倒卵状で脈が目立ち、先端ほど色が濃くなります。

果実は面白い形をしていますね。長さは5〜8cmもあり数珠状にくびれています。そのくびれがなかなか艶めかしいです。果実は熟しても裂開せず、茎が倒れて地面に落ちると、そのくびれの部分が切れてバラバラになるそうです。

葉
葉の写真 藍住町 2008.04.29
果実
果実の写真 藍住町 2008.04.29
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