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| 花期 | 7〜9月 |
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| 花径 | 約15mm |
| 花色 | 白色 |
| 草丈 | |
| 茎葉 | 卵状円形、縁に波状歯牙がない。基部は深く湾入する。 |
| 根生葉 | |
| 生活史 | 多年生の水草 |
| 生育場所 | 池や沼 |
| 分布 | 本州、四国、九州 |
| 別名 | |
| その他 | 環境省絶滅危惧II類、徳島県絶滅危惧I類 |
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何といってもこの花の特徴は白い毛がたくさん生えた花びらでしょう。まるで白いブラシのようです。この花が池の水面のあちこちに咲いている光景は美しいものです。株によって花柱(雌しべの一部)の長いものと短いものがあるそうですが、写真のものは長い方と思われます。 花弁のたくさんの白い毛は、いったいどんな意味があるのでしょうか。不思議に思っていたのですが、この花の茎を水面下に少し押し込み、花をわずかに沈めて見ると面白いことがわかりました。白い毛は水の表面張力にうまく作用して、花の中に水が入りません。そして茎を元の状態に戻すと、すぐにパッと花びらが開きます。 全国的に数が減っている植物であり、県内でもかつては広く生育していたそうですが、現在は生育地が激減しています。 |
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| 葉柄の基部の写真 徳島県内 2007.08.26 |