鮎戸の淵の写真
鮎戸の淵


斜瀑、落差約5m、徳島県美馬郡脇町相栗

吉野川の支流、曽江谷川にある淵。淵に注ぎこむ部分が滝状となっている。
水量はやや多めである。

鮎戸の淵と書いて「あどのふち」と読む。 また「鮎止の淵」と表記されることもあるらしい。
和泉帯の砂岩層にかかる滝と淵であるが、岩の形状が荒々しく迫力がある。 なかなか良い景観をもった場所である。

ここには一の鮎戸、二の鮎戸、三の鮎戸があると言われているが、付近は同様の形状の地層がいくつかあり、どれがどの鮎戸であるかは同定できなかった。 ただ写真で示した淵が最も大きい。

名前の由来は、おそらく鮎返りと同じであろう。つまり鮎が滝を登り切れないところから来ていると推測される。

写真データ:(020407-1 No1)
2002.4.7 ミノルタα7 ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D) f=16 s=0.7秒 CPL 三脚・レリーズ使用 フジクロームベルビア


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