としざね滝

斜瀑、落差約１５ｍ、徳島県那賀郡鷲敷町中山

那賀川の支流、中山川にそそぎ込むとしざね（俊実）谷に懸かる滝。水量は普通で滝壺もある。

滝の流れは最上部で小さくくの字に折れ曲がったあと、直瀑風に流れ落ちる。その後、滝の中程ほどで岩にあたり、岩肌を広がるように伝いながら滝壺へと流れ落ちている。

谷を登っていると忽然と姿を現す滝で、いきなりの対面にびっくりした。鷲敷町内の名のある滝の中では最大級の滝であろう。

この日、太陽の光が一瞬、滝を斜め上から照らし、流身に木の影が映って美しかった。

写真データ：(020526-1 No18)
2002.5.26 ミノルタα7 ミノルタAFズーム24～105mmF3.5-4.5(D) f=8 s=4秒 CPL 三脚・レリーズ使用フジクロームベルビア

<徳島の滝一覧に戻る>