池ヶ谷の池

段瀑（２段）、落差約３ｍ、徳島県海部郡宍喰町久尾

野根川の支流、池ヶ谷に懸かる小滝。
２段の段瀑で落差は上段１．５ｍ、下段１．５ｍほど。水量はやや多めで、両段ともに滝壺がある。特に下段の滝壺は淵となっており深くて広い。

上段の滝壺は大きくはないが、これこそが池と呼ばれる滝壺であり、池ヶ谷の谷名の由来ともなっている。残念ながら下段の淵が邪魔して、この池には行けなかったが、この池では水が岩を深くえぐり、底はかなり深くなっているらしい。一種の甌穴であろう。水が逆に回転してアブクが立っているという。

下段の滝壺の淵は幅は１０ｍほどあろうか。澄んだ水を湛え美しい。

写真データ：(070204-1 No17)
2007.2.4 ミノルタα７ミノルタAFズーム24～105mmF3.5-4.5(D) f=9.5 s=3秒 CPL 三脚・レリーズ使用フジクロームベルビア100

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