次郎の滝
段瀑(3段)、落差約16m、徳島名東郡佐那河内村下
園瀬川の支流、嵯峨川に流れ込むヒヨノ谷川に懸かる滝。
3段に分かれて落ちる滝で落差は上から10m、3m、3mほど。
流れが左右に大きく2条に分かれているので分岐瀑的要素も持っている。
下段部には滝壺はあるが小さい。水量は普通である。
この滝の特徴はその造瀑岩の荒々しさであろう。
上段部の滝口は2条の流れである。しかし上段部中程に斜めに走る岩の切れ目があり、その下で岩壁が手前に突き出て水があたり、流れが複数に分かれている。
しかし上段部の終わりで流れは再び2つに集まり、左右の2条の流れとなって中段部へ続いている。
とにかく荒々しい岩が特徴の滝である。
写真データ:(030824-2 No21)
2003.8.24
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=13
s=1.5秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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