大用知谷の滝(仮称)
段瀑4段、落差約24m、徳島県那賀郡木沢村坂州
坂州木頭川の支流、大用知谷の入り口にある滝。
4段の段瀑で上から約7m、1.5m、5m、10mである。
水量は多めで4段目を除き、深そうな滝壺がある。
なお4段目は直接、坂州木頭川にそそぎ込んでいる。
左の写真は4段目である。
この4段目の滝が一番落差があるが、その上をちょうど国道193号線の橋(大用知橋)が架かっているため、
車からは見えない。また1段目も国道からは岩陰に隠れ見えない。
4段目の滝を見るためには国道を少し戻って坂州木頭川に降り、
そこから河原を歩いて滝の下まで行くことになる。
また1段目を見るためには2段目の滝壷に降りるか、少し南から林道大用知線に入って林道から望むかしなければならない。
大用知橋から眺めると、3段目の滝壷が深そうな淵を形作っているのが目を引く。
この淵はオト淵と呼ばれるらしいが、正確なことはわからない。
オト淵にはゴミが浮遊していくことが多く、その上を太いチューブが横切っているのが残念である。
なおこの大用知谷は非常に急峻な谷で、多くの小滝が連続する。
大用知谷の滝の20mほど上流に6mの斜瀑(大用知谷の滝上1の滝)があるが、草木が邪魔で写真を撮影できなかった。
さらにそれより上流にある滝を、以下で紹介しているので参考にされたい。
他の段の写真:
1段目、
3段目
付近の滝:
大用知谷の滝上2の滝、
大用知谷の滝上3の滝、
大用知谷の滝上4の滝、
大用知谷の滝上5の滝
写真データ:(981206-2 No16)
1998.12.13
ミノルタα507si
AFズーム28〜105mmF3.5-4.5
f=オート
s=2秒
+1.0EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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