西又口の滝(仮称)
段瀑(2段)、落差約14m、徳島県那賀郡木沢村小畠
坂州木頭川に注ぎ込む、新居田川の支流(通称西又)の入り口に懸かる滝。
2段の段瀑で落差は上段10m下段4mほど。水量は普通で、上下段とも滝壺はある。
この滝で面白いのは上段である。
まず上段の滝口に巨大な岩がいくつかあり、そのうちの1つが滝口をふさいだようになっている。この岩の上下を水が流れているが、この岩の形はまるで亀の頭のようである。
さらに面白いのが上段の滝壺である。
長さ3〜4mの楕円状の滝壺なのであるが、非常に深い。
この日は杉の倒木が滝壺に落ちており、その様子から滝壺の底を推し量るに、深さは10m以上ありそうであった。
この規模の滝でこれほど深い滝壺を持つ滝は、他ではなかなか見られない。
他の段の写真:
上段
写真データ:(040103-2 No14)
2004.1.3
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=19
s=3秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア100
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