仏小屋の滝
斜瀑、落差約40m、徳島県那賀郡木沢村小畠
坂州木頭川に注ぎ込む、新居田川の支流(通称西又)に懸かる滝。
西又の中で最大の滝であり、水量はやや多めで滝壺はない。
滝は最初の落差10m足らずを、岩盤の上をトントンと落ちたあと、岩壁の細い裂け目の中を落下していく。
左右の岩壁の間に作られた垂直な水路のような裂け目を落ちるその姿は珍しいものだろう。
私が訪れたこの日は、滝に向かって右側の岩壁に水量少ない細い直瀑が落ちていた。
別の日に訪れた時はこの細い流れはなかったので、水量の多い時期にのみ現れるのだろう。
仏小屋という名前の由来は、滝の横に仏様が祀られていたことからだと聞く。
この滝の150mほど下流の杉林の中に祠が祀られているが、それが滝の由来となった仏様であるかどうかは確認できていない。
別の日の姿:
別の日の姿(2004年11月7日)
付近の滝:
仏小屋の滝上の滝
写真データ:(040103-2 No8)
2004.1.3
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=11
s=3秒
-0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア100
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