いずの滝

斜瀑、落差約２０ｍ、徳島県勝浦郡勝浦町坂本

勝浦川の支流、坂本川に注ぎ込む支流に懸かる滝。
滑らかな岩壁の上を左右に流れをくねらせながら落下する滝である。水量は少なく滝壺はある。

落差は２０ｍほどと見たが、滝壺からみると滝口がはっきりわからず、もう少しあるかもしれない。左の写真は大雨の後で撮影したものだが、平素は水量はこれよりもずっと少ない。

滝水は最初は急角度の岩壁を伝い流れ、そこからほぼ垂直に真下に落下、その後、滝に向かって右側へ方向を変え岩壁を流れ落ち、その後左へやや回り込みながら２条に分かれて滝壺に落ちている。

滝の名の由来は出雲の神様が懸かっていたためといわれている。この滝の近くには｢いずもさん｣と呼ばれる山があり、かつて出雲の神がまつられていたそうだ。

写真データ：(060521-1 No7)
2006.5.21 ミノルタα7 シグマAF17～35mmF2.8-4EX f=9.5 s=4秒 CPL 三脚・レリーズ使用フジクロームベルビア100

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