明神の滝
分岐瀑、落差約12m、徳島県那賀郡上那賀町小浜
那賀川の支流、臼ヶ谷川にかかる滝。
大きく2条に分かれて落ちる滝である。
水量はやや多めで滝壺も広い。
国道のすぐ下にある滝であるが、国道からは見えないため意外と知られていない。
滝に向かって左側の流れの方が水量多く、その流れの左側の岩肌は水による浸食の影響からか大きくえぐれて穴のようになっている。
また上部の岩もU字型にえぐれており水量の多い滝であることを伺わせる。
なお滝に向かって右側の流れの横には別沢からの流れがそそぎ込んでいるが、この沢の水量は少ない。
滝壺は広く深い渕となっており「明神の渕」と呼ばれている。
なんでもこの渕は昔は臼ヶ渕と呼ばれていたそうであるが、
大正初期に森コシモという人がある動機からこの渕にある小さな祠を明神さんとしてお祀りするようになり、
それから渕の名も明神の渕として呼ばれるようになったそうである。
写真データ:(020707-2 No19)
2002.7.7
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=8
s=2秒
+0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
<徳島の滝一覧に戻る>