五郎谷の滝(仮称)
段瀑(2段)、落差約17m、徳島県那賀郡上那賀町長安
那賀川の支流、五郎谷にかかる滝。
2段の段瀑で、落差は上段13m、下段4mの合計17mほどであろうか。水量は普通で上段、下段とも滝壺はある。五郎谷口の滝の上流100mほどの場所に懸かる滝である。
滝の上段は岩壁が奥へ引っ込み、その奥まった上を水が流れ落ちている。なかなか独特の外観である。長年にわたり岩壁の削られやすい部分が穿かれて今の姿となったのであろう。上段はいわゆる傾斜のきつい斜瀑である。下段は軽くS字を描いて落ちる斜瀑である。
上段滝壺には梁のような岩が地層上に現れており印象的であった。
この滝の上流にも滝がありそうな雰囲気はあるのだが、地形が急峻なため未確認である。
上段滝壺の写真:
上段滝壺の写真
写真データ:(070103-1 No1)
2007.1.3
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=19
s=0.7秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア100
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