明神の滝
段瀑(4段)、落差約30m、徳島県那賀郡上那賀町
那賀川の支流、荒谷にかかる滝。
鬱蒼とした緑の中を轟々と流れ落ちる滝である。
4段の段瀑で落差は上から2m、8m、3m、14mほどであろうか。
3段目と4段目はほとんどつながっており、2段目と4段目には滝壺がある。
水量はやや多めである。
左の写真は2段目である。
2段目の滝壷は横に細長く小池のような感じとなっている。
この滝壺付近の岩は滑らかで平らなテラス状であり、2段目の滝を見るには打ってつけの場所となっている。
明神の滝のすぐ上、上流に向かって左側には巨石があり、その裾に小さなほこらが祀られていた。
祠のいわれ等は不明であるが山の神であろうか。
またこの明神の滝と少し上流にある滝を「雄滝」「雌滝」と呼ぶこともあるようである。
役場に確認したところ滝の名前は不明であったが、地元の猟師に伺ったところ明神の滝と呼んでいるとのことだったので、ここでは「明神の滝」として紹介した。
他の段の写真:
3段目、
4段目滝口から、
4段目滝壺から
付近の滝:
明神の滝上1の滝
写真データ:(010501-2 No13)
2001.5.1
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=5.6
s=3秒
+0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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