轟の滝
段瀑(2段)、落差約17m、徳島県勝浦郡上勝町大北
勝浦川に注ぎ込む小さな支流に懸かる滝。
轟の滝はこの滝の場合、「とどろのたき」と読む。
滝は2段の段瀑であり、落差は上段は約15m、下段は2mほど。
水量はやや少なめで滝壺は下段のみにある。
上段は滝口から6mほどを真っ直ぐに落ちたあと岩盤にあたり、そのまま岩肌の上を末広がりに伝い流れていく。そして向きを変え、再び1つまとまって下段部を形成し滝壺へ落ちる。
滝壺の形状は長辺4m、短辺2mほどの楕円形で水量の割になかなか深そうである。
この谷は大雨の後は一気に水量が増し岩盤をえぐる力が強いのかもしれない。
下段部の滝口に立ち滝壺を見下ろすと、滝壺の底が青い水の下に見え神秘的である。
別角度からの写真:
斜め前方から
写真データ:(021117-1 No3)
2002.11.17
ミノルタα7
シグマAF17〜35mmF2.8-4EX
f=8
s=15秒
-0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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