灌頂ヶ滝
直瀑、落差70m、徳島県勝浦郡上勝町大字正木
勝浦川の支流、関ヶ谷川にそそぎ込む沢にある滝。
岩壁の上から直下に水を落とす美しい滝であるが、
普段は水量が少なく滝の下部では水が霧状に拡散してしまうことが多い。
なお滝壺はない。
左の写真は大雨の後で撮影したため、水量が豊富な美しい姿を撮ることができた。
灌頂ヶ滝の灌頂(かんちょう)とは水行のことで、その昔弘法大使がこの滝で修行したことからこの名が付いたそうである。
またこの滝は別名「旭の滝」とも呼ばれ、晴天時の午前中には滝の飛沫に虹がかかり美しい姿を見せてくれる。
滝の下には龍神様や不動明王が祭られており、信仰深い滝であることを示している。
写真データ:(980531-4 No34)
1998.5.31
ミノルタα507si
AFズーム28〜105mmF3.5-4.5
f=オート
s=2秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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