青の洞門の滝の写真
青の洞門の滝(仮称)


段瀑(2段)、落差約7m、徳島県板野郡上板町泉谷

宮川内谷の支流、泉谷川に注ぎ込む小沢にかかる滝。 2段の段瀑で落差は上段2m、下段5mほど。水量はやや少なく下段には滝壺がある。

大粒の石が多く含まれた崩れやすそうな崖の間を流れ落ちている。崖の削られ方は荒々しく、水量が少ない割には男性的な滝となっている。
滝壺は幅2m長さ1mの楕円形で深さは80cmほどであろうか。滝壺の下流側は崖がせり出し、下流から滝を見た場合に滝壺の半分を覆って見えなくしている。

なお泉谷川を挟んでこの滝の対岸には青の洞門と呼ばれる高さ1mほどの手掘りのトンネルがある。かつて水不足に悩まされた住人たちが掘ったそうで、中に水を通し用水として使用していたとのことである。ただ現在は使われておらず、水路にも水は通っていない。
滝の名前は不明であったので、青の洞門の滝と仮称している。

写真データ:(050130-1 No28)
2005.2.6 ミノルタα7 ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D) f=11 s=3秒 CPL 三脚・レリーズ使用 フジクロームベルビア100


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