西鮎返滝
段瀑(3段)、落差約7m、徳島県阿波郡市場町日開谷
吉野川の支流、日開谷川に懸かる滝。
滝は3段の段瀑で、落差は上から3m、0.7m、1.5mほどである。
水量はやや多めで滝壺もある。
3段の段瀑と言ったが、上段から下段まで30mほど距離がある。
このため単に小滝が連続している場所とも言えるが、滝として紹介している文献もあるので、ここでも滝として数えることにした。
この滝の造瀑岩は和泉帯の砂岩層であり、各段も砂岩層に沿って形成されている。
上段と中段の間は逆くの字型に水流は折れ曲がっている。
また下段のすぐ下には大岩があり、そこで川の流れは折れ曲がり深い渕を形作っている。
滝としては迫力はないが、白い岩と独特の水の流れが美しい場所である。
写真データ:(020210-1 No22)
2002.2.10
ミノルタα7
シグマAF17〜35mmF2.8-4EX
f=19
s=2秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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