蛇淵
直瀑、落差約6m、徳島県美馬郡穴吹町古宮
穴吹川の支流、境谷川の谷口近くにある淵。
淵に注ぎ込む部分に小滝があるので滝としても紹介することにした。
蛇淵の滝は落差6mほどの直瀑で、水量は普通である。この滝自体に滝壺はないが、滝から落ちた水はそのまま緩やかな傾斜の岩肌を長さ10mほど伝って蛇淵へ流れ込んでいる。
滝は谷を塞ぐ大岩の横を流れ落ちてる。下流からこの滝を見ると谷の岸が張り出して滝の下部を遮っているため全景が見えない。全景を見るためには滝の間近まで接近する必要がある。
淵である蛇淵のほうは長さ15m、幅5mほどの広さがある。縦にやや細長い淵で上流側ほど水深は深くなっている。淵の右岸は切り立った崖で、左岸も急斜面である。
なお名前の通り、淵付近の斜面でマムシを見かけた。蛇の活動期に行く際は気をつけたい。
写真データ:(050717-1 No1)
2005.7.17
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=8
s=6秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア100
<徳島の滝一覧に戻る>