不動の滝
段瀑(2段)、落差約11m、徳島県那賀郡相生町雄
那賀川そそぎ込む小さな谷に懸かる滝。
滝口を車道が走り、滝を真上から眺められる。
水量は少なく滝壺もない。
2段の段瀑で、落差は上段8m、下段3mほど。
車道から見下ろすことの出来る滝ではあるが、滝横の崖はコンクリートで固められ、
また滝口に注ぎ込む水も、車道を横切るコンクリートの水路から流れ出るという、
自然の姿からは離れた滝となっている。
滝の下はゴミが多くそれも寂しさを増している。
滝のすぐ近くの岩場の上に不動明王を祀った祠がある。それが滝名の由来であろう。
かつてこの滝は、通行人の夏の憩いの場として有名だったそうである。
写真データ:(011007-1 No1)
2001.10.7
ミノルタα7
ミノルタAFズーム24〜105mmF3.5-4.5(D)
f=11
s=3秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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