雄滝
分岐瀑、落差約15m、岡山県後月郡芳井町花滝
小田川の支流の、そのまた支流にかかる滝。
水量は少なめで滝壺はあるが浅い。
付近は鳴滝峡と呼ばれいくつかの小滝があるが、その中で最大の滝がこの雄滝である。
滝口から落ちてきた水が、フラスコ状の岩盤の上で扇形に広がる変わった形をしている滝である。
大雨直後であれば鑑賞に堪えうるかも知れない。
鳴滝峡には、この雄滝の他に雌滝、輝滝などの滝や、川床の甌穴群などもある。
それぞれに説明標識が立てられており、遊歩道を歩けばすべてを見ることが可能であるがいずれも規模は小さい。
鳴滝峡自体が非常に小さな渓谷であり川の水量も少ない。
遊歩道も狭く急であるので歩行には注意したい。
アプローチ:
国道313号線を芳井町から美星町方面へ向かう。
芳井町と美星町の境界の1kmあまり手前に花滝という地名の場所がある。
その付近の国道脇に鳴滝峡の看板(手製)が所々に立っているので、
この看板に従って車を走らせれば、鳴滝峡の上部、あるいは下部に到着できる。
あとは鳴滝峡の遊歩道を歩いていけば雄滝に到着する。
写真データ:(980430-2 No22)
1998.4.30
ミノルタα507si
AFズーム28〜105mmF3.5-4.5
f=オート
s=2秒
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
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