轟の滝
段瀑(3段)、落差82m、高知県香美郡香北町
物部川の支流、日比原川にかかる滝。
日本の滝100選に選ばれた名瀑である。
3段に分かれた滝それぞれに滝壺があり、特に上段、中段の滝壺は釜状にえぐれ見事である。
水量も多めである。
滝の周りを1周する遊歩道があるが、私が訪れたときには半分が災害で通行止めになっていた。
しかし一番下の滝壺までは降りることができる。
なお、この滝は滝展望所から見た眺めが一番美しい。
滝の下まで降りてしまうと、高さが圧縮されて見えるため、
眺めが幾分弱くなってしまう。
アプローチ:
香北町中心部にある道の駅美良布から国道195号線を東へ向かう。
約6.5km走ると白石という場所にさしかかり、道路脇に轟の滝への案内板がある場所に着く。
案内板に従い脇道に入ると、やがて物部川を橋で渡り県道217線と合流する。
国道を離れてから約4kmで猪野々という集落に着き、
そこで轟の滝への標識がある分岐にさしかかる。
この分岐を標識に従って左折し、さらに4kmほど走れば轟の滝駐車場に到着する。
駐車場は30台ほどが駐車可能である。
駐車場から歩いて300mほどで滝の展望所に着く。
徳島方面から来た場合、大栃の集落から県道217号線、
もしくは県道220号線に入り、永瀬ダム湖畔経由で猪野々の集落へ向かうルートもある。
しかしこのルートは道が細いため、国道195号線を白石の集落まで進んでしまい、
最初に述べたルートで行く方が楽であろう。
特に県道220号線は細いので、入りこまないほうが安全である。
写真データ:(980705-1 No13)
1998.7.5
ミノルタα507si
AFズーム28〜105mmF3.5-4.5
f=27
s=オート
+0.5EV
CPL
三脚・レリーズ使用
フジクロームベルビア
<他県の滝一覧に戻る>